開発道路の築造工事で、L型擁壁(プレキャスト)の支持地盤につき三軸試験を行ったところ、φ=23.3,C=51.7(粘性土)の結果を得ました。そこで、「擁壁工指針」にある滑動照査計算の分子項(V0・μ+CB・B’ μ=tanφB)において、CB=C, V0・μ=0 (cに依存する地盤材料と判断)として計算したところ、市の担当者から次の「要旨」に示す指導(メール)を頂きました。 擁壁の安定照査計算では、「三軸試験の結果を適用できない」、また「CとCBに関係性がなく、いかなる条件でも(CB=)0として扱う」と指導されています。 これでは土質試験を行う意味もなく、いささか納得がいきません。 皆様の知見をお尋ねしたく投稿させていただきました。 次に、市担当者の指導を要約しました。 ----------------------------------------------以下要旨 ・文献をあたってみたところ、次の参考となる文献があった。 国土交通省所管の独立行政法人 土木研究所の資料で「性能規定体系における直接基礎の安定照査法に関する研究」である。 https://www.pwri.go.jp/jpn/results/db/doken_kankoubutu/doken_shiryou/fil... これは道路橋示方書からみの文献であるが、....続きを読む
地盤工学会では1968年以来,土質・基礎関係の設計等に従事する技術者を対象に本講習会を開催しておりますが,参加者からは実務に直結すると大変好評を博しています。 本講習会は,全4日間の構成となっており,本開催分では,構造物基礎を対象として設計計算を行うのに必要な基礎事項・基本理論の解説から設計計算演習まで,基礎から実務までを学ぶことができる内容となっています。実務に携わる技術者にとって,演習を通して土と基礎に関する設計実務が習得できる有意義な講習会です。奮って御参加下さい。 なお,演習問題で電卓が必要となりますので、ご持参くださいますようお願いいたします。
<日 時> 2019年 11月 25日(月),26日(火)の 2日間 9:00~17:00/両日とも <会 場> 地盤工学会 大会議室(東京都文京区千石4-38-2) <会 費> 2日参加…地盤工学会会員 36,000円 非会員 52,000円 後援団体の会員 48,000円 1日参加…地盤工学会会員 18,000円 非会員 26,000円 後援団体の会員 24,000円 (共に消費税を含む、テキスト代は別) <テキスト> テキストは,既刊本「新しい設計法に対応した土と基礎の設計計算演習(平成29年度版)」を使用します <定 員> 60名 <持参するもの> 電卓 【内容/講師】...続きを読む ------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 詳しい内容については、地盤工学会ホームページをご参照ください。 https://www.jiban.or.jp/?page_id=6261 お申し込みは地盤工学会ショッピングカート、メール、ファックスをご利用ください。 https://www.jgs-shopping.net/products/detail.php?product_id=1000904642 (2日間参加) https://www.jgs-shopping.net/products/detail.php?product_id=1000904643 (11月25日のみ参加) https://www.jgs-shopping.net/products/detail.php?product_id=1000904644 (11月26日のみ参加)
―お問い合わせ― 地盤工学会 講習会担当 kosyukai〇jiban.or.jp(〇→@)
橋台設計(直接基礎)をしており基礎底面を設定しようとしています。 A1,A2橋台箇所で2箇所のボーリング調査で支持出来る岩盤標高をつかんでいます。 (岩盤標高はA1A2とほぼ同じくらいです。全高6m程度の橋台でフーチング高は0.5~1.5m程度) 岩盤の標高そのまま基礎底面高に設定するのはあんまりなので経験的に0.3~0.5m程度根入れを考えています。 明確に「どの程度根入れを見込むべきか」目安でもいいので文献や指針等はないでしょうか?
掘り込み河道で直接基礎の底版を河床より上にあげる場合、極限支持力の計算で有効根入れ効果はないですがNCとNγは斜面上の基礎として計算します。 この場合、NEXCOでは斜面はずっと続くものとして計算しますが実際は短い範囲で終わります。 これの考慮方法はどのようにしていますか。
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