橋台の誘発目地の位置について

高さ5.0m、胸壁幅2.0m、長さ23mの橋台の施工を行います。5mに一箇所の位置に施工するのですが、その位置が設計図面では全箇所(4箇所)、桁支承部の位置と同じになっております。コンクリート標準示方書では、『ひび割れ誘発目地を設ける場合は、構造物の強度および機能を害さないように、その構造および位置を定めなければならい』となっております。支承は十分、重要構造物だと理解しております、そこへ誘発目地を入れて良いものかと思っております。皆様のご教授、宜しくお願い致します。

杭頭補強鉄筋の配置

杭頭補強鉄筋の配置についてお教え下さい。

杭頭補強鉄筋は等間隔で設計されているのですが、フーチング下筋に当たるため
ずらして施工を行いました。ずらすことにより最大間隔が倍程度の箇所が発生し、
増筋で対応しようと思いましたが当たるため打てませんでした。ですので鉄筋量
は変わりません。
RCの計算ではパラメーターが鉄筋量であるため応力は問題ない結果となります。
押し込み、押し抜きにも影響はありません。

鉄筋間隔が大きくなっても問題ないのでしょうか。また、どの様な手法で検討を行え
ば良いのでしょうか。
なにとぞ宜しくお願いいたします。

鋼橋脚のリブ・リブ交差部のカット角度

詳細設計で鋼製橋脚の細部取り合いを配慮すべきか否か

鋼製橋脚の隅角部でリブとリブが直交する箇所においてそれぞれの先端を45度でカットしている構造として作図しましたが、製作側から、先端部分の溶接作業が出来ないので片側のリブ先端を1:3の傾斜でカットしたいと変更依頼があった。
1:3の傾斜の理由付けはできるのでしょうか。それぞれを1:2でカットしてもよいと思いますが?
標準図などでは45度・45度の図を見かけます。製作上それが良いならば標準設計などにも反映すべきかと思います。

斜め鉄筋の圧接

教えてください。
斜めに配置された鉄筋の圧接作業は可能か?

斜めに配置されたD32鉄筋の圧接を計画しています。
一般的に鉄筋を圧接する姿勢は鉛直か水平を考えていると思います。
斜めの場合、作業台(支持台)を設置すれば可能ではないかと単純に考えていますが
はたして現場では可能でしょうか。

長大橋のけたかかり長について

道路橋示方書V 16.2に示される.けたかかり長SEについての疑問です.
例えば,2kmの橋長の長大橋梁の場合,けたかかり長が非常に大きな値となると考えられます.
極端な例ですが,III種地盤で上部工と下部工の最大相対変位が300mmの場合,
けたかかり長=0.3m+0.005*2000/2=5.3m
となり,掛違い橋脚では,11m程度の天端幅が必要になります.
実際,このようなケースでも道示の式を適用する必要があるのでしょうか?
良い対応案,けたかかり長に関する文献等を御存知の方がいらっしゃいましたら御教授ください.

刊行物の英語名(コンクリート標準示方書)

下記示方書の英文名を教えてください。
土木学会:「コンクリート標準示方書」−耐久性照査型−平成11年度版(施工編)

(試訳)Japan Society of Civil Engineers: "Standard Specifications for Concrete Structures" -Durability checking type- 1999 Fiscal year version (Execution)

せん断キーの高さについて

台形形状におけるコンクリートせん断キーの高さについて質問です。
コンクリート標準示方書【構造性能照査編】では、t≧30mm
道路橋示方書【コンクリート橋編】    では、100mm≦t≦h/4
となっております。
1.道示では多段接合キー形状でt≧30mm以上確保となっておりますが、多段継手形状でなくとも、30mm確保すれば確実なせん断力を伝えることは可能なのでしょうか?
2.台形接合キーとした場合の、道示との高さの違いについては何か条件等があるのでしょうか?
3.30mm以上としている理由としては何か試験結果に基づいた値となっているのでしょうか?

上記質問に対する回答、参考図書等がございましたら教えていただきたいと思っております。以上、何卒よろしくお願いいたします。

中間帯鉄筋について

●下記の記述に対する説明について
9.4.4 中間帯鉄筋の【解説】
「中間帯鉄筋は、軸方向鉄筋かそれとも帯鉄筋またはフープ鉄筋に直接かけるとともに、端部で十分な定着が得られるようにする。」
「コンクリート標準示方書{構造性能照査編}2002年版P.125」より
 この記述は正誤表で、修正された経緯もございますが、記述に対して説明をいただきたい内容は、図9.4.2との関連であります。

図9.4.2の中間帯鉄筋の配置例において
 左の中間帯鉄筋の配置例の場合 :軸方向鉄筋にかける
 真ん中の中間帯鉄筋の場合   :帯鉄筋にかける
 右の中間帯鉄筋の場合     :フープ鉄筋にかける
というように、中間帯鉄筋の形状によって、かける鉄筋を説明していると解釈して良いのでしょうか。逆に、真ん中の中間帯鉄筋の場合に、軸方向鉄筋にかけることは、意図されていないのでしょうか。

コンクリート圧縮試験について

コンクリート圧縮試験の原理について教えてください。
何故,荷重を示す針の動きだけで供試体が破壊がされたことがわかるのでしょうか?
一見,供試体は破壊されていない様にも見えますが・・・

嵩上げの安定計算

昭和34年に施工した玉石コンクリートに嵩上げをします。
安定計算をする場合に、玉石コンクリートの単位体積重量がわかりません。
コンクリート比は、セメント:洗い砂:洗い砂利=1:3:6
玉石コンクリートの体積比は、玉石:コンクリート=4:6
です。