深礎杭の鉄筋について

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初めて投稿いたします。みなさまの経験・知恵をお教えください。
現在当方で橋台基礎として単列2本の深礎杭(φ3000)を計画しております。一般的にケーシング施工の場所打ち杭の場合は鉄筋籠の釣り込み重量等を考慮してD35の1段配筋までが望ましいと示方書、便覧等に記載されておりますが、深礎杭については最大鉄筋径、段数の規定が見受けられません。大口径深礎杭(φ5000以上)の場合はD51の3段配筋の実績は多々見受けられますので、今回のような通常の深礎杭径の場合においてもD51の3段配筋としても問題ないのでしょうか。大口径、小口径に限らず、深礎杭の場合は削孔内での鉄筋組立作業という意味で同じと考えるのですが・・・。又、何か文献等ございますでしょうか。
どうかご教授願います。

コメント

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○以下の条件が守られていれば3段配筋としても問題ない
・コンクリートの打込みや締固めの施工性を確保する
コンクリートの配合を検討し・確実にコンクリートが回るのが保証できていれば良い
各基準にもあるように、コンクリートの水平方向への流動性および締固めは悪く
鉄筋の最小間隔は水平鉄筋よりも鉛直鉄筋のほうが大きく設定されている
・脆性的な破壊を避ける
最大鉄筋量・釣合鉄筋量の照査

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>今回のような通常の深礎杭径の場合においてもD51の3段配筋としても問題ない
>のでしょうか。大口径、小口径に限らず、深礎杭の場合は削孔内での鉄筋組立作業
>という意味で同じと考えるのですが・・・。

道示IVp422には、多段配筋に関する注釈としまして
「ただし、深礎工法による杭で鉄筋組立てやコンクリート打込み等の作業が大気中
 における鉄筋コンクリート構造物と同様に施工できる場合にはこの限りではない。」
と記述されています。
 ご質問の状況(径3000mm)で3段配筋となりますと、鉄筋組立時の作業空間は、
直径2m程度しか残りません。このような狭隘な空間でD51のような太径鉄筋を取り
扱うのは、「大気中における鉄筋コンクリート構造物と同様」とは考え難いと思います。
(深さにもよりますが、昇降や換気の設備も必要ですし、鉄筋吊り込み時には退避する
 余裕も必要です)

 上記のような配筋が不可能なわけではありませんが、小口径深礎杭でD51の3段配筋
の実績が少ないということを踏まえますと、あまり得策ではないように思います。
(用地の制限などから、杭径を大きくできない事情があるのかもしれませんが)

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貴重なご意見ありがとうございました。
コンクリートの配合・打込みの問題、鉄筋組立時の作業員のスペース、昇降、換気問題等をクリアする必要があるということですね。
橋脚柱で考えますとJHのある資料では柱の鉄筋をD51の2段配筋までという記述があります。又、中空橋脚の中空断面幅は2.0mからという記述も考慮すると中空部□2.0mの中で足場設置、内側配筋の組立、型枠作業を行えると解釈できます。
私的意見ですが、上記が深礎杭にも当てはまるとして作業スペースが2.0m以上確保できれば、D51の2段の組立はなんとかできるのかなと考えます。これから実績等を探して見ます。
ありがとうございました。