地中トンネルの維持管理に従事しています。昨今、LCC(Life Cycle Costing)の考え方を積極的に導入していますが、一方では、施設の特性から長い供用期間を目指すことが大切です。実際の現場では、いろいろな形で、劣化が進行していますが、長寿命化の観点からすると、どのような劣化には早期に対応(優先順位)することが最善でしょうか。
劣化には、例えば以下の属性があり、判断を難しくしています。
(1) 形態 斜めクラック 縦断クラック 横断クラック 漏水の有無 クラック幅 他
(2) 発生位置 天端 側面 底盤
(3) 性状 引っ張り 曲げ せん断
(4) 要因 外力種別、塩害、中性化、アル骨
LCCは無視してでも、この劣化だけには、迅速な対応というものが有れば(考え方もお願い)、ご意見 等を頂きたくお願いします。