JSTより「ネパール大地震関連 国際緊急共同研究・調査支援プログラム(J-RAPID)」募集の事前ご案内

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このたび国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)では、ネパール政府関係機関等と協力して、平成27年4月にネパールで被害をもたらしたマグニチュード7.8の大地震に関連した、緊急を要する研究・調査を支援する「国際緊急共同研究・調査支援プログラム(J-RAPID)」を実施することとなりました。詳細は近日中にJSTホームページで公表いたしますが、今回は、公募開始前のプレアナウンスのご案内をさせていただきます。 ( http://www.jst.go.jp/sicp/announce_rapid_4th.html

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ネパール大地震を対象とした「国際緊急共同研究・調査支援プログラム(J-RAPID)」
提案募集予定のお知らせ(プレアナウンス)
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■概要
J-RAPIDは、自然災害、人的災害、感染症のアウトブレイクなど不測の事象が発生しデータの取得、問題の解決の為に緊急に研究・調査を実施する必要がある場合に、機動的にその活動を支援することを目的とします。国などが本格的な研究・調査体制を整える前に迅速に初動的な研究・調査を支援することにより、本格研究・調査への「橋渡し」としての役割を担います。

■目的及び募集分野
ネパール大地震の被害に関連した研究・調査で、その遂行に緊急性があるものを支援することを目的として、ネパール側研究者と共同研究・調査を行うことを合意した日本側研究者を支援する予定です。例えば、以下のようなものを想定しています。
・地震被害防止に関する研究・調査
・地震による被害の実地調査
・現地調査に基づく地震の物理的機構の解明
・建物や橋などのインフラの被害調査
・被害調査に基づく遺跡修復方法や劣化防止策の検討
・ライフライン(道路、電気、ガス、上下水道等)のタイムスパン(短期・中期・長期)に応じた応急対策・復旧計画の検討
・公衆衛生等

■応募資格等
日本側研究者の応募資格は、日本国内の大学、研究機関、企業等に所属する研究者であることが必要となります。

■支援の内容
共同研究・調査課題が採択された場合、日本側研究者は半年から1年間で300万円から500万円程度の委託研究・調査費を受け取ることができる内容となる予定です。

■スケジュール
5月下旬頃に正式な募集開始を公表し、順次選考を行い、採択した課題から支援を開始する予定です。なお、支援期間は平成27年度末までとする予定です。

■事前お願い
全体の支援規模を把握するため、もし可能であれば、現時点において支援を希望する研究/調査の仮タイトル、簡単な概要、相手方研究者の有無と所属機関を記載したメールを、事前にrapid(at)jst.go.jpまでいただけますと幸甚です。(メールタイトルを「J-RAPID事前申請:○○(研究機関名)、○○(氏名)」としていただけると助かります。)

■過去の取組み
過去のJ-RAPIDプログラムの支援状況は以下をご参照ください。
http://www.jst.go.jp/inter/sicp/country/j-rapid.html

上記につきまして、ネパール側研究者との共同研究/調査について関心をお持ちの日本側研究者や関係各位へご周知をいただけますと幸甚です。なお、正式な公募を開始しましたら再度ご連絡させていただきます。

どうぞよろしくお願い申し上げます。ご不明な点がございましたらお問い合わせください。

(本件に関するお問い合わせ)
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) 国際科学技術部 村上、箕輪、村野
TEL:03-5214-7375  FAX:03-5214-7379
E-mail: rapid(at)jst.go.jp (at)を@にしてください。

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