河川における適度な瀬淵分布とは?

 はじめまして。いきなり質問で失礼いたします。
 私は普段、河川計画を担当しています。河川の環境調査報告書で『河川形態調査』というのがあるのですが、みなさんは、その調査結果をどのように活用されているのでしょうか?
 継続的に調査をしている河川であれば、経年変化を見ることで環境がどう変わったのか、といった事が分かるかと思います。しかし、単年度の調査の場合「瀬が40%で淵が60%でした」という報告があったとしても、だからどうなの?と感じてしまいます。
 河川のセグメント区分などによっても大きく異なるとは思うのですが、「自然な河川では瀬と淵の割合は○対○です」とか「淵の割合が○%より小さいとサクラマスが生息できません」など、定量的に示している論文などはあるのでしょうか?もしあれば教えていただけませんか?
 宜しくお願いいたします。

空気の流れを改善する方法等

はじめまして、私は島根県畜産試験場酪農科の竹下幸広と申します。
本年度より畜産試験場では『カウ・コンフォートの改善のための牛舎環境制御技術に関する試験』を3カ年かけ行います。
この試験の目的は乳用牛の生産性や乳房炎・蹄病等の疾病に大きく影響する牛舎の環境要因(温湿度、換気、床面の状態等)について、より快適な居住性を牛に与えるための各種環境制御装置の選択に必要な簡便で効率的に行える環境要因の調査方法を検討するとともに生産現場における環境制御装置や資材の効果的な利用事例を調査し、牛の居住性改善のための指針を作成することです。
初年度は牛舎内環境の調査の換気(空気の流れ)について試験しております。
しかし、牛舎内の空気(風)のながれを調べる方法や、空気の流れを改善する方法等について、全く知識が無く、周囲の研究員にもそのような知識がある者がおりません。
そこでインターネット等で検索した結果貴団体のホームページを見つけました。
そちらで、建物内・外での風(空気)の流れを見るポイント(測定箇所等)や改善方法について記載してある書籍等についてご存じでしたら、ご助言、御指導願いたくメールいたしました。
お忙しい中大変申し訳ありませんがよろしくお願いします。
なお、現在牛舎内での風のながれを見る方法としてシャボン玉を利用することを考えています。
何か他に良い方法があればお教え下さい。

 
追記
貴団体の書籍で『風工学のための流れの数値シミュレーション法入門(構造工学シリーズ5)』がありますが、この本で上記研究の参考になるのでしょうか?ご返答下さい。

速報!トークサロン第2回

6月27日開催予定の土木学会トークサロン第2回は、
「地球水危機への処方箋を求めて-全地球水循環観測の意義-」というタイトルで、
東京大学教授の小池俊雄氏が講演します。

紹介文を抜粋します。
「世界各地で水不足、洪水被害の増大、水質汚染などの水問題が発生しており、21世紀は水危機の時代と呼ばれている。その解決には様々な社会的問題への取組みに加えて、水循環変動の観測、理解、予測の向上など自然科学的な取組みが不可欠である。わが国のリーダーシップで進められている地球規模の水循環変動に関わる国際プロジェクトの立案、実行プロセスを紹介し、地球規模の問題解決のための戦略に付いて考える。」

日時は 2003年6月27日(金) 18:00-20:00です。
参加費は軽食込みで2000円です。
申込は inf@jsce.or.jp もしくは FAX03-5379-2769 「土木学会トークサロン係」まで 氏名、所属、連絡先、会員区分(一般or会員)をお知らせください。

講演者に期待することなど、どんどん書き込んでください。

葦などが生える護岸について

最近、護岸をコンクリートだけで固めるのではなく、葦などが生えるようにして、水の浄化、動物が棲めるようするなど環境に配慮した構造とする場合があると聞きましたが、実際には葦が茂るようにするにはどう施工しているのでしょうか。

地層処分の紹介ビデオ

高レベル放射性廃棄物の地層処分を実施するために2000年に設立された原子力発電環境整備機構(NUMO:ニューモ)では,このたび,広く国民の皆さんに地層処分について理解を深めて頂くためのビデオを制作しました。ご興味のある方は,是非,原子力発電環境整備機構のホームページ(http://www.numo.or.jp/)にアクセスしていただければと思います。
VIDEO−1「未来リポート 〜地層処分場ってどんなとこ?〜」
地層処分場がどのようなもので,この事業がどのように進められるのかを,最新のコンピューター技術を使って紹介(約20分)

VIDEO−2「吉村教授のとことんトーク 〜地層処分は大丈夫?〜」
吉村作治教授が抱いた地層処分の安全性についての疑問を,国内外のいろいろな分野の専門家に自らインタビューし解決していく過程を紹介(約28分)

問い合わせ先
原子力発電環境整備機構
技術部 技術企画G 出口 朗
tel. 03-4513-1512
E-mail adeguchi@numo.or.jp

「屋上緑化はヒートアイランド対策として寄与するか?」

 建築学会では、「屋上緑化はヒートアイランド対策として寄与するか?」をテーマにシンポジウムを開催いたします。

日時:2003年3月13日(木)13:00〜17:00
会場:専売ホール(港区芝5丁目26番30号 専売ビル8F)

<プログラム>
総合司会:成田健一(日本工業大学) 記録:三坂育正(竹中工務店)
主旨説明:持田 灯(東北大学)

1.屋上緑化に期待される効果とあるべき姿
                              梅干野晁(東京工業大学)
2.屋上緑化の熱効果−ヒートアイランド化を緩和できるか−
                             田中俊六(東海大学)
3.東京都の条例化の意図
                             西田裕子(東京都環境局総務部企画課)
4.CFDによる屋上緑化の熱的効果の解析(NCROによる検討)
                             大岡龍三(東京大学生産技術研究所)
5.屋上緑化と他の対策手法との効用比較 (AUSSSMによる検討)
                             萩島 理(九州大学)
総合討論
総括
                             村上周三(慶應義塾大学)

定員:70名(申込先着順)
参加費:会員1,000円、会員外1,500円、学生500円(資料代含む)
申込み方法:E-mailまたはFaxにて「催し物名称、氏名、勤務先、同電話、Fax」を明記して、下記までお申し込み下さい。
問い合せ:事務局研究事業部 榎本
 E-mail:enomoto@aij.or.jp Tel:03-3456-2057 Fax:03-3456-2058