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ホーム › 仮設道路路盤に、H鋼控え杭が食い込む件について。仮設道路路盤に、H鋼控え杭が食い込む件について。
土木の設計3年目の者です。
表題の件について皆様のご意見、ご経験、またアドバイス等をご教示いただければ幸いです。
とある現場で、鋼矢板による土留め範囲と仮設迂回道路が近接しており、やむを得ず、タイロッドの控え杭4本(H鋼)が仮設道路直下に設置される計画になっています。
どのくらい直下かというと、仮設道路の下層路盤t₌40㎝に、H鋼の頭が25㎝食込んでしまうくらいです。
仮設道路の交通量区分はN5で、舗装構成は表層:5㎝、上層路盤:15㎝、下層路盤:40㎝です。
この状況に対し、発注者様が車両の荷重によるH鋼周辺の沈下を心配しているため、当方は対策を考えております。ここで2点ほど質問です。
〈質問1〉
舗装構成の中に敷鉄板を敷設することは、H鋼周辺の沈下対策として有効でしょうか。
〈質問2〉
そもそも、路盤へのH鋼の食い込みは問題の程度としてはどのくらいなのでしょうか。
例えば、「計画を変えるべき」、「特別な対策を取らなければ大変危険」、「仮設道路なら特に問題ない」等。
ご意見お待ちしております。
コメント
#9721 Re: 仮設道路路盤に、H鋼控え杭が食い込む件について。
現場状況を思い描ける説明とは思えず、理解出来ませんが、「打ち込みH鋼の周辺路盤が沈下する」に至る論理が変だと思いますけどね。
周辺路盤が下がるとなると、H鋼が下がらないと事象として成り立たないはずですが、下がるH鋼ではそもそも設計不良(根入れ不足)と思います。
*PCパネル土留に伴うH鋼計算は沈下計算したか忘れましたが、基礎杭としてH鋼を用いるときは沈下計算する(多分摩擦計算)
道路全体が輪荷重で下がるから、H鋼頭が出てくると言う思考ならば、H鋼頭に支持力鉄板を置けば防げると思いますが、道路全体が下がる場合は軟弱地盤の類です。
と書きましたが、説明が分からないので想像です。
#9728 Re: 仮設道路路盤に、H鋼控え杭が食い込む件について。
コメントいただきありがとうございます。そして拙い説明で申し訳ございません。
現場は橋梁架け替えのために橋台部を鋼矢板土留めで締切り、既設下部工の撤去・新設下部工施工を行います。仮設迂回道路は既設橋梁下流に設置予定ですが、用地の関係により土留め範囲との離隔が取れず近接しています。
可能であれば、タイロッド・控え杭を施工ヤード内に設置できたら良かったのですが、上記の理由からそれが叶いませんでした。
恐らく発注者様は#9721様が書かれた通り、“道路全体が輪荷重で下がるから、H鋼頭が出てくると言う思考”だと思われます。
道路全体が沈下するような地盤ではないので、H鋼頭部に鉄板を敷設することを対策案として提案しようと思います。