活荷重10kN/m2の算出根拠が知りたい。

セクション: 
|
ユーザー 井川慶 の写真

設計初心者です。
擁壁やボックスカルバート、水路、集水ますの設計など、活荷重10kN/m2をかけることが多々あると思いますが、この10kN/m2の算出根拠をご存知ないでしょうか。
T-25の後輪荷重10トンが関係して来そうですが、いかがでしょうか。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

「誰も教えてくれなかった疑問に答える 擁壁設計Q&A -105問答- P11」が参考になると思います。
T-25の総重量を車両占有面積当たりの等分布荷重に換算した値です。

ユーザー 中筋 智之 の写真

 再掲ですが,設計用土圧である上載荷重(p_0)について,p_0は地表が道路の場合,「(社)日本道路協会:共同溝設計指針,1986.3」での自動車の前輪・後輪による荷重が土中に45°の角度で分
散すると仮定して,現「(社)日本道路協会:道路橋示方書・同解説,2012.3.」での質量25t/台の車輪荷重(T-25)を用い,土被り(H[m])に依って前輪・後輪による荷重の重ね合わせとする,又は,後
輪のみとする.
 地表が建物の場合、10kN/m^2を用いる.重力加速度g=9.80665m/s^2の有効桁数を1桁とした場合の重力単位系1tf/m^2はT-20からT-25に移行する前から設計で使われていました.
 p_L1=2P_L1(1+i)/[C(a+2Htanθ)]、p_L2=2P_L2(1+i)/[C(a+2Htanθ)]、P_L=P_L1+P_L2
 此処に,p_L:上床版頂部に作用する活荷重[kN/m^2],p_L1、p_L2:前輪・後輪荷重による上床版頂部に作用する活荷重[kN/m^2],P_L1:1本当りの前輪荷重(T-25の場合25kN),
    P_L2:1本当りの後輪荷重(T-25の場合100kN), H:土被り[m],i:衝撃係数(Hに依る.),C:車両占有幅(=2.75m),a:車輪の接地長さ(=0.2m),θ:荷重の分布角度(=45°)