大学院での研究テーマについて

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修士1年の大学院生です。
私は主に鋼橋に関する研究を全般的に行っている研究室に所属しています。
現在、諸事情で修士論文の研究テーマを自分で探しています。まだなされていない研究を近年の論文などをみて調べてはいますが、一向に検討がつきません。CFRO補修、耐震性能、耐荷性能などをキーワードとして探していますが難しいのが現状です。どんな些細なアドバイス・コメント等で構いませんので、ご教示いただけると幸いです。
抽象的な質問になってしまいますがよろしくお願いします。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

近年作られてきた橋梁や橋梁補修の問題点を抽出して、そのことに特化した研究をしたらどうですかね?
漠然とまだ世に出ていないものを作り上げるのは難しいというか、エジソンやアインシュタインなどの偉人、変人なら別ですが、少なくとも私には出来ないです。
遠い過去の事ですが、私はそんな調子で志の低い研究論文を発表したためか、将来のステージも自分が目論んでいたものとはかけ離れたところで人生を終える結果が見えています。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

返答ありがとうございます。
やはり何かに継続した研究でないと難しいですよね。自分なりに考えてみます。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

私の大学の親友は研究所にいたことがあります。
研究所では必ずしも成功だけが善では無くて、失敗にも価値があるとは言ってました。
凡人は成功しなければと言う気負いと自信のなか、知らず知らずのうちに失敗しないための方策に走る場合がほとんどだと思います。
要するに小さく纏まるという事です。
親友にあって私にないものは、失敗にも価値があるんだと言い切れるメンタリティだったと思っていますが、このメンタリティを持って新しい研究を進めて欲しいとは思います。
頑張ってください。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

私の場合だと「橋梁研」といえば主に素材はメタル(スチール)だったのですが、それは良いとして研究室に属していて「諸事情」により院生が研究課題を決めるというのはある意味良いことのように思います。ただしその後で指導を受けられるのかが心配されるところでもあります。対象が具体的でないと指導する先生方も結局的を絞れず指導ができなかったり(指導不良)あるいは学生主体ではないものとなったり(主題変更)してしまうと思います。ですので本当にあなたのしたいことは何(それは鋼橋ではないかもしれない)なのか根本的なところを示す必要があると思います。また鋼橋といえども全体構造なのか部材なのか接合部なのかあるいは材料(鋼材および部品)なのかスケールに応じて様々な問題点や解き明かすことが山ほどあります。またその研究課題を遂行するにあたり実験が必要なのかあるいは数値計算で足りるのか実験するとすればそれに見合う施設や装置および供試体は用意できるのかも課題選択の条件(制限事項)になると思います。

ユーザー 中筋 智之 の写真

 貴殿はCarbon Fiber Reinforced Plastics補修を意図されたと推します。下記の様にplastic(樹脂)は形態・環境に因っては紫外線劣化する場合が有り供用期間が長く再補修費が付かない恐れが有る屋外土木構造適用に留意を要すと私は考えます。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/aijt/26/62/26_164/_pdf
 貴殿の所属研究室で既に取り組んでいたら済みませんが、他のtheme案として以下に挙げます。
・吊橋cableの張力、変位及び変形;早大指導教授が話された、橋で残った唯一の課題で、実験、解析に拠る。
・truss橋でのbolt又は溶接接合に拠る軸力以外の断面力、gusset plateへの影響;節点はhingeで設計されるが、回転ばね定数を用いたframe解析、実験で検証する。
・桁橋の横倒れ弾・塑性座屈;座屈は実験を先行して解析に取り入れた方が研究が進む場合が有る。
・維持管理;六十谷水管橋の崩落等、計測を含む管理を要すと考える。
・鋼橋への対候性鋼鈑の採用;腐蝕代を考慮する。
 修士1年始めに読む事が推奨され、私が構造強度学等を修めた東北大 岩熊 教授に拠る下記の鋼橋部資料は課題を捉える為に参考に成ると思います。
http://mechanics.civil.tohoku.ac.jp/bear/nisikozo.pdf