構造物基礎における地盤改良の品質管理について

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お世話になっております。
この度、ボックスカルバートの計画があるのですが、
今年度工事はその基礎の地盤改良までとなっています。
改良はセメント改良なので、共通仕様書の固結工に準じて改良体の圧縮強度のみが管理項目になるかと思います。
支持層の許容支持力は地質調査結果から計算で求めます。

懸念するのは、来年度ボックス設置の際に載荷試験を行って必要な支持力を得られない場合はどうしようかということです。
計算上の支持力を頼りに改良体の圧縮強度のみ管理し、
実際は設計上必要な地盤反力が得られないということはあり得るかと思います。

このような事例が他にあれば、地盤改良の時点で費用を手当てして地盤反力の確認までしているのか、
その場合は圧縮強度まで管理しているのか、
教えていただければと思います。

よろしくお願いします。

なお、液状化対策でのサンドコンパクションもN値で管理しているところがあるようですが、
これも間接的な管理で、本来は繰り返しせん断強度で管理するべきではないかと思ってます。
どうなんでしょうか。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

■改良工事においては、「改良下面における地盤支持力の確認」も非常に重要ですよ。
改良体を所定の強度で施工しても、その下の地盤が想定より軟弱であったら、支持は期待できませんからね。
■載荷試験は平板載荷でしょうか?その場合載荷板は30cmでしょうから、その2倍程度=60cm程度の深度までしか支持力は評価できません。ですから、セメント改良体の強度がよっぽど低くないかぎりは、悪い値は出ないように思います。(つまり、現実的にはその後の評価は、計算入力値の確認、トレースになるように思います。)
ご心配なら、改良後の支持力確認を、改良工事で行っておけばどうですか?
少なくとも対応の時間的余裕は確保できます。

施工に関してはさらに不勉強なため、他の方に任せます。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

ご回答ありがとうございます。
大変参考になりました。