孔内水平載荷試験について

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建築設計に伴うホ゛ーリンク゛調査を実施しています。既存の資料があるため今回は1本のみの調査なのですが、孔内水平載荷試験を10m以内で行うようにしているのですが、10m以内で土層が変化した場合、土層毎に試験を行う方がよいのでしょうか?
基盤層は15m付近(砂礫)で、1~5m:砂(N値2)、5~12m:シルト(自沈層)となっています。
耐震を考慮する場合には、各土層で試験を行うことがよいと思うのですが。
また一軸、三軸試験などは今回必要とされていないのですが、耐震設計をする際には実施した方がよいのでしょうか?
よろしくお願いします。

コメント

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孔内水平載荷試験について、この想定土質であれば砂とシルトとでやっておきたいです。
杭の水平支持力に主に関与するのは、杭頭から杭径の10倍の範囲、とよく言われますので、杭頭位置とおおよその杭径は事前に聞いておくのが良いでしょう(または、ある程度想定しておく)。
耐震設計については、どのようなことを想定するかにもよりますが、単に液状化の有無を調べたいのであれば、地表付近の砂層について粒度試験を行い、簡易判定をすれば良いでしょう。
耐震設計については、設計担当者と事前に打ち合わせをして、必要な調査項目を挙げておく必要があります。
あとは、どれだけお金をかけるか、かけられるか、ということです。

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コメントありがとうございます。
設計のためと思ってこの際できる試験をと思ったのですが、必要以上は追加はしないといわれました。
結局、当初の予定通り載荷試験は5~10mの間で実施し、基盤層までの貫入試験を+15m増で終了しました。
耐震を考慮した調査ではなく、単に杭の根入れをどこまでにするかの様な調査でいいとの判断らしいです。
アドバイスありがとうございました。