横越流せきの計算について(デマルキの式)

水理公式集(S60年版及び現在の2018年版)に記載されている、横越流せきの計算式についてです。
デマルキの式の中で、Φ=・・・の式があり、途中でtan-1という三角関数が出てきます。
S60年版の水理公式集例題集にデマルキの式を使った計算例が示されていますが、Φの計算結果と同値になるには、sin-1とする必要があり、他の文献にもsin-1と記載されているものもあります。
2018年版もtan-1で記載されていますが、どちらが正しいでしょうか。

折れ点での計画高設定

セクション

急傾斜地崩壊対策工事など、構造物や法面が折れ点で屈曲している設計データの3次元化についてご教示いただきたいことがあります。

Q1 擁壁や法面の高さについて
 擁壁高H=3.5m 起点から終点まで壁高に変化なし
 擁壁に勾配あり
 法面高H=7.0m 4段
 法面勾配 1:1.0

擁壁や法面に縦断勾配がある場合に折れ点で高さに矛盾が生じます。
擁壁の折れ点分で擁壁裾より擁壁天の長さが長い場合に、擁壁裾からそれぞれの測線の直角方向に横断線を引いくと片方では壁高が3.5m未満となり、もう一方では壁高が3.5m超となります。

この場合、片方は施工不足、もう一方は限界高を超える(場合がある)ことになります。勾配にもよりますが数cm程度なので2次元では無視できますが3次元データを作るとなると細かいところまで出来てきます。

この世な場合、どのような対策を行っているのでしょうか。
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調整コンクリートを使用する理由は?

PC橋で用いる調整コンクリートに関して、質問です。
PC橋では横断勾配を調整コンクリートまたは舗装厚によって処理することがあると思います。

そこで質問なのですが、
何故全て舗装厚で処理せず、調整コンクリートを使う場合があるのでしょうか?
全て舗装厚で処理せず、調整コンクリートを施行することで、橋面内で舗装厚の厚さの違いが小さくなると考えられますが、それによって施行性が上がったりするためでしょうか?

ご回答頂けると幸いです。

アンカー付き山留め式擁壁 L2地震への対応実績について

道路土工擁壁工指針p7に示される、「アンカー付き山留め式擁壁」について、L2地震への対応実績を調べております。
もし、L2対応で設計されたことをご存じの方がいらっしゃれば、ご教示ください。
(当方、H=10m超の直壁擁壁を検討しております。狭小なため、アンカー付き山留め式擁壁を選定したいと考えておりますが、L2設計の実績がないため、確認しております。)

斜面上の橋台底版位置について

ご教授ください。
斜面付近に橋台を深礎杭にて計画する場合,底版の斜面からの離隔について具体的な基準等はあるのでしょうか。
NEXCOには斜面上の直接基礎の離隔につては明記されているのですが,深礎などの場合は同じ考えを用いるのでしょうか。

液状化の埋設管路への影響

お世話になります

ダクタイル鋳鉄管K形管の管路がGL-1.5mで敷設されています。
ボーリングを行って液状化試験を行ったところ8.30m(層厚1.05mのシルト質砂質)と10.30m(層厚1.25mのシルト混り砂質)が液状化しますが
敷設されている管路に影響しますでしょうか?