今月の新着記事/建設技術者のための情報発信サイト「コンコム/CONCOM

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◎現場の失敗と対策 
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 『山間部の盛土の横断排水に関する被災事例』
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◎土木遺産を訪ねて 『File43 来原岩樋』
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◎講習情報/令和7年3月~令和7年5月分
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吹付法枠工 抑制工として用いる場合の設計計算について

急傾斜地崩壊対策として、現況斜面に吹付法枠工を施工する設計を行っています。
現況斜面の安定計算の結果、最小安全率が1.2以上(神奈川県基準値)のため、対策工は抑制工とする方針となりました。

全国特定法面保護協会「のり枠工の設計・施工指針」(改訂版第3版,平成25年10月)P38~42に則り、
吹付法枠の設計計算を行おうと考えているのですが、計算に用いる入力値について以下の疑問が生じました。

①P39の荷重算出で、「のり枠の設計で考慮する荷重Pは、荷重のすべり面方向の分力に、増加させる安全率⊿Fsを乗じたものとする。」
 とありますが、安定計算で抑止工(=安全率1.2以上)であるのに、安全率を増加させる必要はあるのでしょうか。
 P40の計算式内に、「⊿Fs:増加させる安全率(のり枠が分担する安全率)」との記載もありますが、
 斜面が安定しており、すべりが基本的に発生しない(地山が抵抗する)ので、法枠は土塊の重量を分担しないのではと考えました。

 抑制工であっても、将来的に斜面の風化などによって局所的な崩壊が起き、法枠に土塊荷重がかかると仮定し、
 設計計算を行う必要があるのでしょうか。
 それとも、安定計算により、斜面が安定していると判断できている場合には、本設計計算は不要なのでしょうか。
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高盛土における排水勾配

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いつも拝見させていただき、とても勉強になっております。

現在、高盛土の残土処理場計画を行っており、排水勾配についてご教授いただけないでしょうか。
水平排水材や小段等の排水勾配の基準はございますが、盛土天端(今回計画では天端長が300m程度となります)
に基準はございませんでしょうか。降雨や融雪を踏まえれば、排水勾配を付すべきと考えております。

コンクリートのハッチングについて

教えてください。

土木の構造図で、コンクリート構造物を作図するときにコンクリート部分にハッチング(斜線)を引いてますが、2本線で作図している図面と3本線で作図している図面があります。
また、現場打構造物(三本線の斜線)と二次製品(二本線の斜線)と使い分けている図面もありました。
調べてみたところ、建築ではコンクリートは3本線の斜線で作図するみたいですが、
土木の図面では、どちらがよいのでしょうか?
できれば、基準や根拠を教えていただきたいです。
よろしくお願いします。

橋台の設計について

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橋梁設計初心者の者です。

橋台の設計を行うときに上部工からの荷重を当然見込むと思いますが、
ふと考えたのですが、上部工が架設されるまでに地震があればどうなるのでしょうか?
上部工がない場合の安定計算等も当然行うものなのでしょうか?

稚拙な質問で申し訳ないですがお教えください。

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再生砕石の現場内再使用について

お世話になります。
現在学校の運動場の改修工事の設計を行っています。
初歩的な質問で恐縮なのですが、掘削の際に発生した砕石は再度その現場内での砕石として埋め戻すことは可能なのでしょうか?

運動場の基本的な舗装として、表層~中層の土砂、路盤層の砕石がありますが、
勾配を調整するにあたって一部路盤まで掘削を予定しています。
掘削に伴って発生する砕石は、基本的には産業廃棄物として処分されるのが通常であるかと思いますが、
現場内の路盤層に再度利用することは法的に問題ないものなのでしょうか?
(以前ある自治体で道路の路盤掘削において発生した砕石を、再度同現場にて使用するよう計上してくれと担当者に指示を受けたことがあるため、
そのような考え方もあるものと理解していました。)
技術的な点において同時に掘削された土砂との分離が困難であるという点はあるとは思うのですが、
設計上の段階として可能かどうかご教示いただけましたら幸いです。

国土交通省国土技術政策総合研究所 共同研究の公募開始について

国土技術政策総合研究所では、下記の共同研究の実施にあたり、共同研究者を公募中です。
詳細については、国総研HPの「共同研究・委託研究」のページ(下記URL)をご覧ください。
 共同研究・委託研究:https://www.nilim.go.jp/lab/bbg/kyoudou/index.html

(共同研究課題名) 道路舗装における力学的理論設計の実用化に関する共同研究

(公募開始)    令和7年1月27日(月曜日)9時

(公募締切)    令和7年2月28日(金曜日)17時

仮設道路路盤に、H鋼控え杭が食い込む件について。

土木の設計3年目の者です。
表題の件について皆様のご意見、ご経験、またアドバイス等をご教示いただければ幸いです。

とある現場で、鋼矢板による土留め範囲と仮設迂回道路が近接しており、やむを得ず、タイロッドの控え杭4本(H鋼)が仮設道路直下に設置される計画になっています。
どのくらい直下かというと、仮設道路の下層路盤t₌40㎝に、H鋼の頭が25㎝食込んでしまうくらいです。
仮設道路の交通量区分はN5で、舗装構成は表層:5㎝、上層路盤:15㎝、下層路盤:40㎝です。

この状況に対し、発注者様が車両の荷重によるH鋼周辺の沈下を心配しているため、当方は対策を考えております。ここで2点ほど質問です。

〈質問1〉
舗装構成の中に敷鉄板を敷設することは、H鋼周辺の沈下対策として有効でしょうか。
〈質問2〉
そもそも、路盤へのH鋼の食い込みは問題の程度としてはどのくらいなのでしょうか。
例えば、「計画を変えるべき」、「特別な対策を取らなければ大変危険」、「仮設道路なら特に問題ない」等。

ご意見お待ちしております。