下部工を大きくしたときの影響について

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この度、橋梁の下部工に軽量盛土を抱きつかせる施工を計画しています。
この時、下部工の寸法や死荷重が大きくなると考えられます。
その場合、下部工の検討で行うべき計算はどのようなものが考えられるのでしょうか?
初歩的な質問で恐縮ですが、ご教授願います。

コメント

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文面からでは詳しいことが分かりませんが、
下部工=橋台であるとして、背面土を土砂から軽量盛土に変更するようなら、L2時の竪壁の地震時保有水平耐力の照査が必要になってきます。
それ以外は、元設計の計算書の条件を確認し、変更する断面で計算を進めるのみです。

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説明が拙くて申し訳ございません。
今回検討しているのは1径間の鉄道橋梁で、下部工は橋台になります。
既設橋台で、バラスト止めのため橋台両側部に軽量盛土を施工してはどうかと施工者が言われているのです。
橋台と軽量盛土を一体化させることにより、橋台が大きくなることについての影響を知りたく投稿しました。
地震時の検討等が必要になるだろうと考えてはいました。橋台の死荷重増加により地震時水平力が大きくなると思ったからです。
以上のような状況から、再度ご見解を頂けると幸いです。

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『橋台両側部に軽量盛土を施工』をすれば、何故『橋台と軽量盛土を一体化』となるのかが分かりませんが、
単純に橋台に作用する死荷重が増えた場合、地盤反力が増加することによる地盤の支持力不足。竪壁、底版等の部材断面、鉄筋量の不足。地震時慣性力が増加することからの安定性の欠如。等々が考えられます。既設橋台とのことなので、元設計の条件を変更して一度計算してみることをお勧めします。施主に説明するにも数値を示さないと理解されないでしょうから。

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ご返信ありがとうございます。
本施工は、橋台と軽量盛土の床版部を鉄筋で繋ぐことにより一体化を図ろうとしています。
かなり古い下部工なので当時の設計計算書があるか分かりませんが、最善を尽くしてみようと思います。
施主は簡単に考えられていますが、既設橋台への影響を考慮することは簡単ではなさそうですね。

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軽量盛土で死荷重が大きくなるってどういうことでしょうか?

軽量盛土の材質が自硬性があるもの(自立するもの)であれば橋脚と同様の設計が必要です。
パラペットはいいとして、竪壁を橋脚柱とみなして設計する必要があります。
あと底版も橋脚に準じて設計する必要があります。

そもそも竪壁は厚いので、さらに大きくなるかは計算しないと分からないですよ。
鉄筋量と鉄筋形状だけで何とかなる気もします。

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う~~ん
構造がいまいち理解出来ないのですが
橋軸直角方向なのか橋軸方向(橋台の背面)
既設なのか新設なのか

道路橋示書の手法(橋台背面部のアプロ-チ部)と異なっているように思うのですが
JRであるので設計基準がことなるのは確かですが