擁壁の耐震設計における高さについて

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ユーザー dehehe の写真

どなたかご教授お願い致します。
擁壁の重要度にもよりますが、H24道路土工-擁壁工指針-で8m以上の高さの擁壁は地震を考慮しなければならないとありますが、この高さというのは【前面地盤から擁壁天端】、【底版底面から擁壁天端までの構造高】のどちらに該当するのでしょうか。
また、一般的な”高さ”も同様の考えになりますか。
初歩的な質問で申し訳ないですが、ご回答よろしくお願いします。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

8m以上というのはP.177混合擁壁の記述でしょうか?
道路土工での擁壁高は、解図5-37のように擁壁全高(底版底面から擁壁天端まで)と認識しております。
宅地造成になれば見え高が基準になるようです。

ユーザー dehehe の写真

コメントありがとうございます。宅地造成では各都道府県の基準書に前面見え高とはっきり記載されてたのですが、道路土工の場合は断言された記載がなく不安でした。
ありがとうございました。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

道路土工の場合、下端は擁壁底面というのは賛成です。ただし上端については、「擁壁工指針において8mを境界として耐震設計をするか判断するのは、8m以上になると、現在粘着力Cを考慮せずに計算している常時土圧を、粘着力Cを考慮した地震時土圧が上回るため」とある本に載っていたため、8mかどうかは、「擁壁天端」ではなく「土圧作用の高さ」(つまり背面盛土がある場合は背面盛土の天端(最大擁壁高の1.5倍程度?))ではないかとも考えます。ご意見下さい。