設計荷重TL14の管理橋に車両総重量何トンまで載荷可能か

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揚水機場内に吸水層管理橋がありまして、昭和50年設計の設計条件は、設計荷重T.L14であります。
今回この管理橋に重機やトラック等を載荷して作業を行いたいのですが、実際何トンまでであれば載せることができるのでしょうか。
申訳けありませんが、ご回答を早めにお願いできますでしょうか。よろしくお願いします。

コメント

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実際何トンまで載せられるか計算もしないで答えられる人はいないと思います。

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厳密には計算が必要ですが、割り切って14tでいいんじゃないですか。

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昭和31年5月 「鋼道路橋設計示方書」
が、土木学会webで閲覧できるので参考にしてください。
http://library.jsce.or.jp/Image_DB/spec/road/pdf/srb1956/srb1956.html

これを読むと、
・橋の中央に、14tの積載を1つだけ (=T荷重)
 または、
・橋長全体に、車道幅5.5m×350kg/m2×70%の等分布荷重相当
+橋の1箇所に、車道幅5.5m×5000kg×70%の線荷重相当 (=L荷重)
 という条件と同等なら、設計上は載せることができる と読めます。

ただし、橋が劣化している可能性もありますし
誰も保証できるわけではありません。

ご回答を早めにということですが
私も土木学会の人間では無く、橋の設計についてはど素人です。
こんな匿名掲示板の話を頼りに、施工するのですか?

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 荷重の件は14t以下で考えておくのが無難です。
 延長がどの程度のものか不明ですが、支間中央を仮設橋脚(支保工)等で支えてやれば、
曲げモーメントが小さくなるため、耐荷重は上がります。

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横断構成とか支間とか形式とかなくて?、回答を得ようとしている質問とは思えないが
いえることは
TL-14が設計荷重であっても、T-20が載荷されてもなんら問題ないですよ
ましてや、一般交通に開放されていない橋であれば 問題は無いですよ

T-20以上の荷重を載荷したいのであれば
以下の2つの方法があります
(1)道路管理者が保有している特殊車両通行システムで通行可能かどうかの確認をする
もちろん、(2)に示したような3.以外の調査は必ず必要です
(2)詳細な構造検討を行う
1.まず現況を調査して損傷が無いか調査して
2.耐力に問題がある損傷があれば補修して
3.シュミレーション載荷して安全度を確認して
4.作業途中と作業後に損傷の有無を確認
5.載荷後の損傷であれば補修を行う

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参考までに過年度の構造計算書の抜粋を記載します。
揚水機場内の管理橋でありまして、幅員が3.0mです。今回管理橋に車両等を載せてスクリーン等の更新機器の搬出、搬入作業を行うためであります。
既設プレストレストコンクリート橋は、3スパンで一つになっております。
(L=15.170m、L=17.380m、L17.170m ) 
全延長51.520m、幅員3.0mです。各スパン毎に構造計算されております。
L=15.170の曲げモーメント                                              
(主桁自重、場所打コンクリート、 地覆高欄、舗装、活荷重  合計47.84t・m) 、合計値より曲げ応力度計算を行っています。
また、反力の計算を行っております。活荷重計算値 20.35t・m 死荷重計算値 33.40t・m

L=17.380の曲げモーメント                                              
(主桁自重、場所打コンクリート、 地覆高欄、舗装、活荷重  合計60.43t・m) 、合計値より曲げ応力度計算を行っています。
また、反力の計算を行っております。活荷重計算値 21.15t・m 死荷重計算値 37.77t・m

L=17.170の曲げモーメント                                              
(主桁自重、場所打コンクリート、 地覆高欄、舗装、活荷重  合計59.17t・m) 、合計値より曲げ応力度計算を行っています。
また、反力の計算を行っております。活荷重計算値 21.05t・m 死荷重計算値 37.34t・m
誠に申訳けありませんが、参考資料として過年度の計算値を記載しましたのでご教示を御願いします。

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参考までに過年度の構造計算書の抜粋を記載します。
既設プレストレストコンクリート橋は、3スパンで一つになっております。
(L=15.170m、L=17.380m、L17.170m ) 
全延長51.520m、幅員3.0mです。各スパン毎に構造計算されております。
L=15.170の曲げモーメント                                              
(主桁自重、場所打コンクリート、 地覆高欄、舗装、活荷重  合計47.84t・m) 、合計値より曲げ応力度計算を行っています。
また、反力の計算を行っております。活荷重計算値 20.35t・m 死荷重計算値 33.40t・m

L=17.380の曲げモーメント                                              
(主桁自重、場所打コンクリート、 地覆高欄、舗装、活荷重  合計60.43t・m) 、合計値より曲げ応力度計算を行っています。
また、反力の計算を行っております。活荷重計算値 21.15t・m 死荷重計算値 37.77t・m

L=17.170の曲げモーメント                                              
(主桁自重、場所打コンクリート、 地覆高欄、舗装、活荷重  合計59.17t・m) 、合計値より曲げ応力度計算を行っています。
また、反力の計算を行っております。活荷重計算値 21.05t・m 死荷重計算値 37.34t・m
誠に申訳けありませんが、参考資料として過年度の計算値を記載しましたのでご教示を御願いします。

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そこまで計算されているなら施工機械の荷重載せて照査すればいいじゃないですか?

何を悩んでいるのかわかりません。

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上の方と同意見です。
設計時の構造計算書が残っているなら、なおさらです。
技術的に自信が無ければ、専門家に(ちゃんと対価を払って)照査してもらうべきです。
こんな断片的な情報で、しかも匿名掲示板で、無料ですべての答えを得ようなんて、甘すぎます。
もし、橋が落ちて人が死んだらどうします? あなた刑務所行きですよ!?

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構造を知らないのが原因でしょうが、このデータでも照査はできないですよ
一つになっております。・・・は連続桁?単純桁?場所打ち?プレキャスト連結桁?FP PRC 桁構造形式は? 桁高? 桁配置?

作業荷重を解析モデルに載荷して設計活荷重+衝撃による断面力≦TL-14となっていることを自分で確認されたし 

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皆様方より貴重なご意見を頂きまして大変有難うございました。
お忙しいところ申訳けありませんでした。

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二等橋の通行可能重量について
http://jsce.jp/pro/node/3192

橋の通行可能重量
http://jsce.jp/pro/node/3405

T−25の橋
http://jsce.jp/pro/node/3338

橋梁設計における活荷重の考え方
http://jsce.jp/pro/node/4277

鉄筋コンクリート2等橋について
http://jsce.jp/pro/node/5811

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実際は、通ってみないと解りません。橋の劣化等もありますので……
一般道にはTL14橋もありますが、重量規制のある橋以外では、車両制限令で許可なく通行できる20トン未満の車両は自由に通行してます。これは、交通の頻度等から設計荷重以下と考えられるからです。ご質問の管理橋は一般道ではありませんので、老朽具合がわかりませんが、新橋考えた場合は通行するトラックが制限積載量以下ならば軸重、タイヤ荷重は保安基準以内であると推測されます。つまり、軸重は10トン以内、設置圧は、はがき大の面積に5トン以内となっていて荷重分散されてます。したがって、一般道の制限橋以外のTL14橋は自由に通行できます。径間長等もあります。したがって、保安基準以外の(ナンバープレートをとれない)重機等自走させる場合は、鉄板等を橋面に敷き集中荷重等の荷重分散を図った工面をしているのが実情のようです。