砂防 計画流出土砂量について

セクション: 
|
ユーザー 匿名投稿者 の写真

砂防堰堤の補修設計を行っている者です。計画流出土砂量について質問です。
計画流出土砂量を算出する際、砂防技術指針では「移動可能土砂量と運搬可能土砂量のうち、比較して小さい方の値とする。」とありますが、なぜ小さい方の値を採用するのでしょうか。ご教授願います。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

銀行のATMでカードで一度におろせる限度額が50万円の時、50万円が運搬可能土砂量、預金残高が移動可能土砂量とします。
預金残高が100万円ある時、カードで一度におろせる額は限度額の50万円まで(預金残高>限度額)。
預金残高が30万円ある時、カードで一度におろせる額は預金残高の30万円まで(預金残高<限度額)。
となり、比較して小さい方の金額しかカードで一度におろすことができません。
限度額を運搬可能土砂量、預金残高を移動可能土砂量に置き換えると、流出土砂量は比較して小さい方の値となります。

ユーザー Tomoyuki Nakasuji の写真

 「小規模渓流での無施設時の計画流出土砂量の下限値を1,000m^3とする。」前提が有ります。国総研に拠る下記のlink先の回答5を私は以下に記します。
「流域内の移動可能土砂量」の数値が「『計画規模の土石流』によって運搬できる土砂量」の数値より小さい場合には、「流域内の移動可能土砂量」を1000m^3に修正して下さい。逆
に、「『計画規模の土石流』によって運搬できる土砂量」の数値が「流域内の移動可能土砂量」の数値より小さい場合には、「『計画規模の土石流』によって運搬できる土砂量」の
数値を1000m^3に修正して下さい。その際、修正した旨分かるようにしておくと良いでしょう。
http://www.nilim.go.jp/lab/rbg/tech_info/faq/364.pdf
参考文献
1)福岡県:特定開発行為技術基準(土石流編),2014年12月,pp.2-20-22
2)桜井 亘:小規模な渓流で発生する土石流の流出土砂量に関する研究,土木技術資料44-4,2002.