堤防コンクリートのひび割れについて

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穏やかな湾内の堤防(扶壁式)のコンクリートの被覆壁部(無筋)に温度ひび割れが発生しました。
ジョイントのスパンは、10.5mです。その真ん中ほどにひび割れは入っています。
補修方法としては、一体化を目的としてすべてのひび割れを注入工法としなければならないのでしょうか。Uカットの充てん工法ではいけないのでしょうか。
近接の同じ構造の既設堤防(数十年経過している)も同じようなひび割れがあり、補修はなされておりません。それでも不具合(コンクリートのズレ等)はまったくありません。
ひび割れ幅は、0.15mm〜0.40mmくらいですが、裏と表に発生していますので貫通とおもわれます。
ご教授ください。よろしくお願いいたします。

コメント

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・被覆部のコンクリートで裏面にひび割れが認められるとは?構造がよくわかりませんが
構造安定上の計算において継手方向の長さが単位長さあたりで計算されているのでしたら
一体化するような補修は必要ないと思いますが。

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説明が足らなくて申し訳ありません。
扶壁式(バットレス式)の堤防で、最上部に位置している構造物部分で、その部分の裏面の盛土はありません。名称が被覆壁コンクリートとなっていましたのでそのままの名称で投稿しました。高さは、1m〜1.5m程度(バットレス式)です。厚さは60cm程度です。

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国土交通省では、完成検査の時点で、ひび割れが認められ場合は、有識者(大学の先生等)の判断を仰いで、補修すれば、ランクC、自己判断で補修した場合はランクEに下がると記載があります。(自宅で、記入しているため正確ではありませんが)このような内容が各県レベルまで、浸透しつつあります。監督員にご相談され、コンクリート診断士等の判断を仰がざるを得ないかも知れません。
無鉄コンクリートですので、将来における問題点は、凍結融解かと思われます。該当が無ければ、ひび割れの幅から判断しますと補修が必要か否か微妙なところです。JCIの補修指針を参考にされてください。

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ありがとうございました。

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国土交通省が、ひび割れが認められ場合は、有識者の判断を仰いで
補修すれば、ランクCとしているのは行き過ぎだと思います。
「ひび割れはなんでもかんでも、悪い」という認識なんでしょう。
コンクリート屋からみると、「熱が出たら、とにかく病院に
行って、抗生物質をもらえ」と言っているように聞こえます。

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国土交通省のコメントをしたものです。
過去の構造物においては、手抜き的な補修も見られますので、
こんな規定が出されたのかと思われます。
本来であれば、監督員・検査員が、乾燥収縮・温度ひび割れ
ぐらいは、自己判断できればいいのでしょうが?
ある県では、これが実施されてから、ひび割れが相当減少したと
の話も聞いておりますので、よい面も出てきております。
膨張材・収縮低減剤・流動化剤等が安価で供給され、役所関係でも
予算化していただくことを期待したいものです。

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初めて書き込みます。
宜しければ教えて下さい。
ひび割れが減少したという事ですがやはり、膨張材などの使用によるものなのでしょうか?

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扶壁の位置とひび割れの位置があっているのではないでしょうか

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仰る通り、扶壁がある位置にひび割れが発生しています。

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「裏と表に発生」「貫通とおもわれます」とあるので、「ひび割れ幅は0.15mm〜0.40mmくらい」の「mm」は「cm」の誤りではとの気がするのですが。