クラック密度による管理について

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道路トンネルのリスクの1つに、覆工コンクリートの剥落事故があります。

コンクリートの閉合クラックやブロック状化したコンクリート片を管理するために、クラック密度による手法がとられていると思いますが、クラック密度の定義と密度に対応するアクションについて、教えていただけないでしょうか。

一般的な見解でもOKです。よろしくお願いします。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

ひび割れ密度は、一般には「m2当たりのひび割れ長さ」です。
この場合、ひび割れ幅の下限を決めておく必要があります。
ひび割れ幅ごとに区分して測ることもあります。

通常は目視で観察しますが、客観性が、いつも問題と
なります。通常、測るたびに「ひび割れ密度」は増えて行きます。
これは、本当に増えたのではなく、見るたびにマークするため
前回より、別なひび割れを探しやすくなるためです。

ひび割れ密度と劣化程度、あるいは補修などの対応が
単純にわかるくらいなら、現場は苦労しません。
密度は大きくても、構造的には問題ない場合もあれば、
短い1本のひび割れでも危険な場合もあります。