河川砂防技術基準(案)調査編p108の表6-1に平均流速公式のレベル分類について質問です。
レベル2aは潤辺内の粗度状況が一様として、粗度状況の潤辺内変化の欄には「×」がついています。
一方、レベル1aは粗度状況の潤辺変化の欄には「○」と記載があります。
レベル1aもレベル2aも異なる粗度係数をもつ断面であること、異なる粗度係数から合成粗度係数を求めて計算を行う点は同じなのに、なぜこの蘭の記載がそれぞれで異なるのでしょうか。
以下、2つのどちらかの解釈かと考えていますが、上記のとおり記載が異なる理由をお教えいただきたいです。
・そもそも、レベル2aについては計算ソフトの関係上、異なる粗度係数をもつ断面に対しても合成粗度係数の算出に対応可能なだけであって、本来は異なる粗度係数をもつことを想定していため、粗度状況の潤辺内の変化を「×」としている。
・レベル1aについては「美しい山河を守る災害復旧方針」にも合成粗度係数を求める等の記述があり、「河川砂防技術基準」でも計算上合成粗度係数を求めるようなになっていますが、実際は合成粗度係数を求めているという概念はなく、あくまで異なる粗度係数をもつ断面という解釈にとどめているため、粗度状況の潤辺内の変化を「○」としている。