静止

ボックスカルバートの土かぶりが深い場合には、ウイングの上から路面まで法面が発生します。
道路土工カルバート工指針に準拠すると、ウイングの設計土圧は静止土圧となりますが、上記の上載土(法面)の影響をウイングの設計断面力にどのように考慮するのが妥当でしょうか。
案としては、
1.ボックス頂版天端から上の土かぶり厚分の盛土重量を平米当りの上載荷重に換算して載荷する。
(ウイング背後は法面なので、特に土かぶりが厚い場合には土かぶり厚分の盛土重量を100%載荷するのは過大と思えてしまいます。)
2.ボックス頂版天端から上の土かぶり厚の1/2分の盛土重量を平米当りの上載荷重に換算して載荷する。
(ウイング背後は法面なので、三角形の面積を考慮して1/2とするが、本当に1/2が妥当という根拠は無い)
3.ウイング下端から、主働すべり面(45度+φ/2)を仮定し、すべりの範囲に入る盛土の重量を平米当りの上載荷重に換算して載荷する。
(静止土圧で設計するにも関わらず、主働すべり面を仮定することには抵抗があります。)
考えついたのは上記3つの方法ですが、他にも良い方法があるかと思います。
解り難い文章になってしまいましたが、どうか御知恵を貸して下さい。よろしくお願いします。
既設橋梁 落橋防止システム(RC突起)RC突起の設計について

現在、既設橋梁の落橋防止システムの設計照査を行っているものです。
【落橋防止構造のRC突起】について、質問があります。
RC突起の設計において、荷重がかかる位置として重要な緩衝材の取付位置や、突起の大きさは、どのようにして決められているのでしょうか。
(上部工がメタル橋には、反力受け横ばりをつけ、そこに緩衝材を、一方、コンクリート橋の時には、下部工RC突起側につけているようです。)
道示や、(社)日本橋梁建設協会出版の落橋防止システムの手引き関係、その他思いつく適用指針はあたったのですが、うまく汲み取ることが出来ませんでした。
どなたか、ご意見をお願いいたします。
路床安定処理工法の計算式について

はじめまして。
路床安定処理工法で使用される計算式
CBRm=〔{(A-20)α^(1/3)+20((α+β)/2)^(1/3)+(100-A)β^(1/3)}/100〕^3
以上の式で、αを求めるように式を変型させたいのですが解くことができません。
どなたか教えていただけませんでしょうか。
宜しくお願いします。
再度、鉄筋スペーサーの設置個数について

鉄筋スペーサーの数について、「鉄筋工事用スペーサー設計・施工ガイドライン平成6年3月(社)日本土木工業会 」及び示方書などでは、4個/m2とされ50cm間隔の千鳥配置となっていますが、実際に施工経験者が設定しているのでしょうか?
鉄筋を組むときは、組立筋の上に主筋を並べて結束しているのですが、50cm間隔にスペーサーを入れると言うことは、組立筋を50cm間隔に設置することであり、また、組立筋無しで主筋に直接スペーサーを設置する方法では、主筋のかぶりなどバラバラになりやすく、平らに組むことは難しいと思われます。
また、組立筋間隔を1.5m間隔に設置した場合、スペーサーを16cm間隔で並べることとなり、スペーサーブロックを数珠繋ぎに設置することとなります。(実際、国土交通省の現場でそのように指導されている)
どの様に考えてもおかしいと考えておりますが、皆さんの意見をお聞かせ下さい。
斜め橋台基礎の拡大方法について

道路橋示方書?下部構造編(H14.3)P.264「9.9斜め橋台基礎」の解説項についての解釈ですが、私はこれまで橋台が斜角75°未満でウィング無しやパラレルウィングが付く場合には、躯体背面端を起点にフーチングの拡大をしていたのですが、現在従事している業務で該当する箇所があり、担当官庁である県の土木課に協議に行ったところ、「こういう場合に道示の記述を遵守するためにはフーチング背面と道路路肩線の交点から拡大するべきです。」という指摘を受けてしまいました。具体的な理由を伺ったところ「この件については道示の挿し絵もそうなっているし、国交省土木研究所にも確認しています。」と言われました。言われた通りにすると斜角が小さいためフーチングの張り出しが大きくなりなんとなく不自然に思われます。私はどのような理由でそういうことをしなければならないのか見当が付きません。地方のコンサルの立場で直接土木研究所にお伺いを起てることも出来ませんので、どなたか明確な理由をご存じの方がいらっしゃいましたらご教授願いませんでしょうか。宜しくお願いいたします。
片勾配について

道路横断標準勾配が下記の場合、片勾配は、必要ですか
条件 1車線 標準横断勾配 1.5%
設計速度20km R30の場合
積雪なし
必要であるならば何%ですりつけはどれくらいすればいいのですか?
必要ない場合は、なぜですか
固定円弧アーチの断面力について

水平線上に等分布荷重が作用する固定円弧アーチの、曲げと軸力の理論解(構造力学公式集より算出)と、市販の骨組計算ソフトにて算出される結果との整合性を確認しています。
結果としては、オーダーが違う程に合わない(理論解の方が大きい)のですが、どなたか確認された方はいらっしゃらないでしょうか?また、考えられる原因について、思い当たることがある方はいらっしゃらないでしょうか?
路床の安定処理

路床において設計CBRが取れない場合の安定処理工法における安定処理層のCBRですが、
「上限は20とする」とありますが、区間のCBRや設計CBRを算出する際は上限の20を使うべきなのでしょうか?
場合によっては10とか20でも良いと思うのですが。