再度、鉄筋スペーサーの設置個数について

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  鉄筋スペーサーの数について、「鉄筋工事用スペーサー設計・施工ガイドライン平成6年3月(社)日本土木工業会 」及び示方書などでは、4個/m2とされ50cm間隔の千鳥配置となっていますが、実際に施工経験者が設定しているのでしょうか?
  鉄筋を組むときは、組立筋の上に主筋を並べて結束しているのですが、50cm間隔にスペーサーを入れると言うことは、組立筋を50cm間隔に設置することであり、また、組立筋無しで主筋に直接スペーサーを設置する方法では、主筋のかぶりなどバラバラになりやすく、平らに組むことは難しいと思われます。
  また、組立筋間隔を1.5m間隔に設置した場合、スペーサーを16cm間隔で並べることとなり、スペーサーブロックを数珠繋ぎに設置することとなります。(実際、国土交通省の現場でそのように指導されている)
  どの様に考えてもおかしいと考えておりますが、皆さんの意見をお聞かせ下さい。

コメント

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仕様にえらくこだわってますね。スペーサを入れる目的は、鉄筋と型枠の間隔がきちんととれるようにすること。何で、16cm間隔なんてことになるのかわからない。要は、一カ所に集中しないように、なるべく均一になるように入れるのがポイント。「50cm、千鳥」というのが重要なのではない。組み立て筋にしかスペーサを置けないわけでもない。必要なら、2種類の大きさのスペーサを準備するなんていう工夫だってあるのでは?

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私もスペーサーの強度、鉄筋のたわみが許容内であれば、1m2当たり4個にこだわる必要はないと思います。しかし、1m2当たり4個にこだわる発注者の方が居るのは事実です。現在スペーサーの配置を規定(提案かな)している文献が、「鉄筋工事用スペーサー設計・施工ガイドライン」平成6年3月(社)日本土木工業会 編http://www.dokokyo.or.jp/topics/files/2003_0919_01/kouji_guideline.pdf
しかないためでしょう。

・基準に沿うようにしなければならない場合
最近では、主筋の外側に配力筋を配置した構造物が増えてきておりますので、配力筋の下に直にスペーサーを噛ませることが出来ます。ご質問のように組立筋を使用しなければならない場合は、先にご回答なさった方がおっしゃる通り、主筋用にもスペーサーを用意するのがいいですね。
私の経験ですが、スラブ下面の中央部に50cmピッチでモルタルスペーサーを配置した時に、引張応力度が許容応力度一杯だったためか、縦断的にひび割れが発生したことがあります。貫通はしておりませんので問題はありませんでしたが、スペーサーが弱部になったのではないかと推測しており、もう少しピッチを大きくした方が良かったかと思っております。

・基準以上のピッチとしたい場合
必要なスペーサーの強度と個数を算出し、かつ鉄筋のたわみ量を計算してかぶりが確保できることを証明し、発注者と協議することが必要だと思います。

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鉄筋スヘ゜ーサーは何のために入れるのでしょうか。主筋のかぶりを確保するために入れるのだと思いますが、いかがでしょうか。
ご指摘の通り、2種類の大きさのスヘ゜ーサーを準備すると言うことは、一部は主筋を直接受けることになり、フ゛ロックが架かっている主筋はかぶりが確保されますが、その横の主筋は支えている物が無く、組立筋の間隔で支えていることとなり、50cm間隔に配置する意味が無く、また、かぶりが不揃いになると考えますがいかがでしょうか。

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2種類のスヘ゜ーサーフ゛ロックを用意する方法もあるとは思いますが、高さの違いにより浮きが出たりすると思い、又費用がかかるため、実際は使用していません。また、計算でヒ゜ッチを変更するのも、ハ゜ターンが多く大変であり、実行していません。50cmヒ゜ッチで、配力筋を下筋に移動させてもらえばよいのですが、それも認めていただけないのが現実です。国交省の検査では最近は面積当たりの個数のみチエックしているのが検査とおもっているのが多いです。

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壁のスペーサーの配置が2個/㎡~4個/㎡となっているのですが、
実際は何センチピッチで配置すればいいのでしょうか?
床版などは50cmの千鳥配置と書いてありますが、壁は何センチピッチの千鳥
配置でしょうか?