現場打函渠の歩掛でウィング部支保工の計上について

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現場打函渠の歩掛で呑口スパンや吐口スパンにはウィングが存在するものが多くみられますが、コンクリート数量にはこれを含むとなっています。
そうして、歩掛の説明の注)の1.には『上表は,現場打函渠(ボックスカルバートの1層2連まで,土被りが9m以下)のコンクリート打設,基礎 砕石,手摺先行型枠組足場,支保,型枠(はく離剤塗布及びケレン作業含む),養生(一般養生,特殊養生(練炭),特殊養生(シ゛ェットヒータ),仮囲い内シ゛ェットヒータ養生),圧送管の組立・撤去,目地材,止水板等,その施工に必要な全 ての機械・労務・材料費(損料等を含む)を含む。ただし,化粧型枠,冬期の施工での雪寒仮囲い等の特別な足場は含まない。』と書かれていることからボックスの内空の支保工だけではなくウィング部の支保工についても歩掛に含んでいると捉えられますが、中間スパンとウィング付きスパンとでは支保工の施工費に大きく差が生じてしまいます。
国交省のパッケージ歩掛にはウィング部の支保工も含まれているのでしょうか?別途7計上するのが正しいのでしょうか?

コメント

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発注者側だとしたら
私なら基準書通り計上します
どうしても金額が合わないと言われたら変更で対応ですかね
パッケージは平均的な歩掛なので、逆に安価になった時にわざわざパッケージだと安くなるので…と業者は言ってこないでしょう
と教わりました
変更で見てくれるかどうかは担当次第ですかね

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歩掛の説明の注)の1 が合っているとした場合、現場打函渠(ウイング有)と(ウイング無)の条件区分があるのでは無いかとは感じます。
というのは、一連のL型擁壁を突き抜ける形で函渠を設置するケース、ウイングが補強盛土(これも施工パッケージにある)になるケースなど、ウィング無のケースは普通にあるからです。
それを以てしても、ウィング有無の条件区分が無いのであれば、ウィング有無によるコスト差は許容範囲であると判断した施工パッケージ歩掛なのでしょうから、当然にウィング支保工も内在しています。
私は、ウィングなどはあくまで函渠の付属物(主たる物じゃない)であって、あろうが無かろうが歩掛に大きく影響しないと判断した施工パッケージだと思っています。
ただ、冒頭で示したように、その文面にウィングに関わることは一言も入っていないはずです。入っていないのになぜウィングの支保部分に着目したのかが分かりません。