起工測量について

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工事を受注した際に役所から計画図面を作成してくださいとのことで
平面図以外渡されず、現場へ行き1から横断図、縦断図等を作成という形になっています。

そこで測量の基本となる順序を教えていただきたいです。
快速ナビを自社では使用しています。
基準点が無いという場所から測量をし図面を作成するというときには
皆さんはどういった順序で行いますか。

道路や河川 どちらでも構いません。
細かく記載していただけると大変助かります。
宜しくお願い致します。

参考資料等もございましたら
教えていただきたいです。

コメント

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基準点が無いところから始めるのであれば、まずは基準点を作ることから始めることになろうかと思います。
基準点が無いと、作ろうとする構造物の高さや位置(座標)が決められないですから。
どのように作っていくかは、測量に詳しい方のコメントをお待ちください。

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コメントありがとうございます。
そうですよね、分かりました。

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<平面座標について>
3級や4級の基準点がないと言う事なら、基準点を求めていないのだから、任意に3級基準点との関係性のない、4級基準点網を作れば良いでしょう。
それをベースとして中心線測量、縦横断測量をすれば良いです。
但し、図面に座標値が載っているのであれば公共基準点を基に測量しているはずですから、成果は必ずあります。
<高さの基準点について>
図面にBMが示されていないのであれば、任意設定(例えば何処かを100.00mとかにする)で構わないでしょう。

起工測量というのは、公示された図面に間違いが無いかを確認する測量で、測量した成果が無いと起工測量とは言わず、今やろうとしていることは新規測量でしょうね。
当然、横断図があれば横断図の現況を確認する測量をします。

正直、何の工事をするのかが具体的に書かれていないのでよく分かりませんが、そもそも簡易な補修工事、例えば側溝取替え工事などなら基準点も不要ですし、高さも任意で構わないでしょうね。
より明確な測量方法を知りたいのであれば、どんな工事なのかを記載しないと腑に落ちる回答は得られないと思います。
いずれにしても、何をするにせよ、発注者への確認が必要なのは言うまでもありません。

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コメントありがとうございます。
起工測量の意味について、勉強になりました。
分かりやすくご説明頂き誠にありがとうございます。

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市町村レベルでの簡単な道路改良等は平面図のみでの発注が少なからず存在します。
その場合、基準点に関係なく官民境界から5cm程度の離隔をとって側溝等の構造物を築造するというような条件で計画を作成します。
当然、周辺住民の出入りも考慮して施工側で縦・横断図を作成し施工承認を得ることも必要となります。
質問者の意図と違っているかもしれませんが、こんな事例もありますので参考までに。

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コメントありがとうございます。
とても参考になりました、ありがとうございます。

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疑問なのは、基準点なしに平面図が作成されているのでしょうか?それとも住宅地図のようなものが渡されたのでしょうか?

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コメントありがとうございます。

そうですね住宅地図のようなものです。
ただただ位置図みたいなものでした。

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以下参考です。

1 平面図の確認。
  道路台帳の附図か実測図か確認。
   附図の場合は基準点が記載されているか確認。
   基準点等がある場合は座標値を提供してもらう。
     附図の基準点間は位置関係が合わないことが多いので
     いずれかの点を基準にしてその他1点を方向のみ合わせる。
   実測図の場合は発注者へ基準点等の資料の有無を確認。

2-1 図面に基準点や図根点がないがトンボ(座標軸)が記載されいる。
   出来るだけ座標系を合わせるため、GNSS機器の単点観測で
   与点となる基準点を起終点に2点ずつ設置する。
   精度が気になる場合はスタティック観測を行う。

   その後結合トラバース測量を行い閉合比で精度の確認を行う。

   念のためトラバース点から図面に記載されている構造物等を
   観測して位置関係の確認を行う。

2-2 図面に座標の基準となるものがない。
   現地で適当に基準点を設置して開放トラバース測量を行い、
   図面に記載されている構造物等を観測してCAD上で位置合わせを
   行う。

3 道路の場合は線形を作成したいので、現地で道路中心線や
  外側線、路肩構造物を観測する。
  中央分離帯がある場合は中央分離帯や側帯も観測する。

  直線区間なら10mピッチ、曲線区間なら5mピッチで
  観測して中心線の特定を行う。

  曲線の前後の直線部も観測して線形を組みやすくする。

  あと、コントロールポイントになりそうな箇所の位置や
  標高を観測しておく。

4 起終点及び中間点にKBMを設置する。
  GNSS機器で観測した点の標高値をもとにKBMを設置する。
  KBM間はレベルで往復観測を行い精度を確認する。

5 道路の中心線形が決定したら中心杭の計算を行う。
  必要な中間点があれば合わせて作成する。

6 現地に設置した基準点から測点を測設する。
  横断測量の方法にもよるがTSを横断線上に設置するなら
  方向杭も設置しておく。

  快速ナビなら任意の点から横断方向上を観測できると
  思うので方向杭が不要なら設置しない。

7 道路中心点を設置後にレベルで縦断測量を行う。

8 快速ナビを使用して横断測量を行う。

9 現況の縦断面図と横断面図を作成する。

10 求められている内容に応じた縦断計画と横断計画を作成。

11 大まかな構造図の作成と留意事項をまとめる。
  可能なら計画案を2案以上作成し概算工事費を積算する。

12 発注者と協議を行う。
  片方の案を捨て案として「推し」の案で協議をまとめる。
  計画案を採用してもらうにあたり、工事費の増減や
  工期の延伸等についても協議しておく。

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コメントありがとうございます。

3⇒素人で申し訳ございません。道路線形の当たり方について質問です。
10mピッチ、5mピッチ等の測り方というのは、基準点の上へTSを据付して、水平距離を出すという事であっていますでしょうか。
10mの位置出しについてと、中心線形の作成の仕方がいまいち理解していません。
TSで直線であれば、水平距離を10mピッチの場所をTSで出し現場で点を落としていって
そのデータをもとにPCで線形を作成して、それから快速ナビなら快速ナビで横断測量等を行うということですか?

これから河川の河床掘削の図面作成を行うのですが
河川の場合の線形というのはどうやってあたるのが基本なのでしょうか、
質問ばかりで申し訳ございませんがご返事いただけると嬉しいです。

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>0mピッチ、5mピッチ等の測り方というのは・・・

線形を推定するための材料となる区画線や幅員端部の構造物を測るだけなので感覚でかまいません。
道路中心線が破線なら、破線の長さや間隔が5~6mなのでそれを目安にしてもいいですし、自分の歩幅で距離をつかんでもかまいません。

曲線半径が直線に近いほど大きければ10mくらいで測りますが、曲線半径2000mの曲線でもクロソイド区間を推定するするため5mくらいの間隔で測ります。

山間部や農地、宅地を通る道路の場合、曲線半径が極端に小さくなるので、その時は1mかそれ以下の間隔でも測ります。

>中心線形の作成の仕方がいまいち理解していません。

快速ナビがあるということは建設システムの現場大将もあるのでしょうか。
そちらのソフトを試すといいと思います。サポートも親切丁寧で分かりやすです。
私は使ったことはありますが持っていませんので質問されてもお答えできません。

線形を配置して幅員設定すれば作図され、IP点を移動させれば曲線も幅員線も自動的に変わったような気がします。
うろ覚えなので間違えていたらごめんなさい。

 1. CAD上で、道路の直線部で平行な中心線を作図します。
 2. 各直線の交点がIP点になりますので、BP、IP、EPの座標値を読み取ります。
 3. 線形計算の項目で座標値を入力します。(CAD上から読み取れたか?)
 4. 曲線要素を入力します。
 5. CAD上に線形図を作図します。(又は線形図にCAD図面を表示・・できたか?)
 6. 区画線や構造物の線と幅員線を見比べて幅員が欠損する箇所がないか確認する。
   現況平面図と線形に違和感がないか確認。
 7. 線形に問題があればIP点を移動させたり、曲線要素を見直したりして線形を調整する。

後はこの繰り返しです。

>快速ナビで横断測量等を行うということですか?

線形が決定すればそれに基づいて縦断測量と横断測量を行えばいいと思います。
快速ナビに起工測量(横断測量)があったような気がします。

>河川の場合の線形というのはどうやってあたるのが基本なのでしょうか、

河川改修ではなく、河床整理(浚渫のみ)の案件でしょうか。
それなら堤防の表のり面肩や法尻、護岸構造物の天端と裾などを観測して平面図を作成します。
大まかな河川の中心位置を適当なピッチで割り出し、それらを基に線形を作成すればいいと思います。

現場大将で河川の線形も作成できたと思います。

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大変分かりやすいご説明ありがとうございます。
この説明で何かつかめたような気がします。
この内容を基に今後測量していきたいと思います!

本当にありがとうございます!

ユーザー SACURA の写真

・快速ナビがあるということは建設システムの現場大将もあるのでしょうか
→現場大将あります。
・河川改修ではなく、河床整理(浚渫のみ)の案件でしょうか。
→おっしゃる通りです。

また何かに躓いたら教えていただけたら嬉しいです。
本当に助かりました。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

当方の稚拙で冗長な説明がお役に立てたなら幸いです。

>・快速ナビがあるということは建設システムの現場大将もあるのでしょうか
>→現場大将あります。

建設システムのソフトは使いやすくていいですね。
昨年、バイパス工事の案件でデキスパートシリーズを初めて使用しました。
測量用のシステムと違ってとても分かりやすく操作しやすいと思いました。

>・河川改修ではなく、河床整理(浚渫のみ)の案件でしょうか。
>→おっしゃる通りです。

河床整理の案件で、比較的小規模な河川でよくある発注形態ですね。
昔は河川の中をテープを引っ張って50mピッチで中心杭を設置し、
目測でにらんで両岸に方向杭やマーキングで横断方向を設置しました。

その後KBMを起終点と中間に設置して仮BM測量と縦断測量を同時に行い、
各測点の杭天に標高を持たせ、その後横断測量を行っていました。

発注図面が地形図に工事区間を記入した平面図でしたから、適当に
位置合わせして測点とKBMの位置を記入していました。

線形なんて組んでいませんでした。昔は。(笑)

今でも小規模な河川で精度を問われないならようなら、

 1. 開放トラバースで基準点を設置
 2. テープで中心杭を設置。
   目測で横断方向をマーキング
 3. レベルで縦断測量。
 4. 快速ナビで横断測量。

でもいいんじゃないかな。
河川幅があり水深があるようなら線形を作って横断方向杭を左右岸に
設置して横断方向の見通しに使用すればいいと思います。

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文面の訂正
  >精度を問われないならようなら → 精度を問われないなら

意見の訂正

 現場大将があるなら土量計算もできるので線形を組んだ方が後々楽ですね。

  >今でも小規模な河川で精度を問われないならようなら、
      ・
      ・
      ・
  >でもいいんじゃないかな。

 この部分の意見は却下します。