鉄筋コンクリートの応力計算をする際の図心についてです。 限界状態設計法の軸方向力が作用する場合の計算例で、鉄筋をコンクリート断面に換算して部材全体の図心を算出し、それをもとに応力を計算する流れが記載されていましたが、ソフトで許容応力度設計法で応力を算出すると、図心は鉄筋を無視した断面の中心位置にした場合の結果で出力されているように見受けられます。これは設計法によって使い分けされているのでしょうか。
貴殿に下記のURLで記しました様に、許容応力度設計法での軸力側縁端からconcrete換算等値断面図心までの距離(u)を算定する換算等値 断面積(Ai)に引張側、圧縮側主鉄筋断面積(As、As')を考慮しています。(「吉田 徳次郎:鐵筋コンクリート設計法」では重心と記されています。) 此れは、許容応力度設計法で仕様(断面)を決め、限界状態設計法で照査するのが実際で、此れ等の設計法に依らず鉄筋concrete理論では鉄筋と concreteとの付着が完全で接触位置で歪みが一致する平面保持(Bernoulli-Euler)の仮定に由来します。(断面の中心についてはconcreteの断面のみ で決めます。) 私は許容応力度設計について、自分でprogrammingしました。お使いのsoftwareで鉄筋を考慮できなければ、作成者が(応用)数学出で土木を余り 知らない可能性も有るので技術者としてお伝えした方が宜しいかと判断します。 https://jsce.jp/pro/node/7520
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#8137 Re:鉄筋concreteの許容応力度設計法では断面図心までの距離に鉄筋断面積を考慮する。
貴殿に下記のURLで記しました様に、許容応力度設計法での軸力側縁端からconcrete換算等値断面図心までの距離(u)を算定する換算等値
断面積(Ai)に引張側、圧縮側主鉄筋断面積(As、As')を考慮しています。(「吉田 徳次郎:鐵筋コンクリート設計法」では重心と記されています。)
此れは、許容応力度設計法で仕様(断面)を決め、限界状態設計法で照査するのが実際で、此れ等の設計法に依らず鉄筋concrete理論では鉄筋と
concreteとの付着が完全で接触位置で歪みが一致する平面保持(Bernoulli-Euler)の仮定に由来します。(断面の中心についてはconcreteの断面のみ
で決めます。)
私は許容応力度設計について、自分でprogrammingしました。お使いのsoftwareで鉄筋を考慮できなければ、作成者が(応用)数学出で土木を余り
知らない可能性も有るので技術者としてお伝えした方が宜しいかと判断します。
https://jsce.jp/pro/node/7520