宅地を改造するために、約1.5メートルの間知積みの上に大谷石を一段平積みした上にCブロック5段の擁壁を5段のCブロックだけをを取り除き大谷石を乗せたままの経過40年の擁壁は積み増し基準に反しますか?
現状想定する擁壁高さが2m以下として、積み増し基準云云よりも、実際の劣化などを考慮した強度や設置形状・状態、水抜き孔の不備や亀裂、変形などの存在など現況の状況及び今後計画される荷重条件に擁壁が耐えうるか否かが重要です。宅地造成規制区域外では確認申請手続も構造計算も法的に義務づけられていないからと言ってどう作ってもよいわけではありません。場合により結果として建基法19条の「安全上適当な措置」が講じられていない(=違法)ということになってしまいます。 また一段とは言え大谷石の存在は盛り土の状況が不明なので断言は不可能ですが「増積み擁壁」の一種と考えておくべきと思います。
ようこそゲストさん
お知らせ 話題 用語解説
コメント
#7001 Re: 擁壁積み増し基準
現状想定する擁壁高さが2m以下として、積み増し基準云云よりも、実際の劣化などを考慮した強度や設置形状・状態、水抜き孔の不備や亀裂、変形などの存在など現況の状況及び今後計画される荷重条件に擁壁が耐えうるか否かが重要です。宅地造成規制区域外では確認申請手続も構造計算も法的に義務づけられていないからと言ってどう作ってもよいわけではありません。場合により結果として建基法19条の「安全上適当な措置」が講じられていない(=違法)ということになってしまいます。
また一段とは言え大谷石の存在は盛り土の状況が不明なので断言は不可能ですが「増積み擁壁」の一種と考えておくべきと思います。