交通量調査の誤差範囲について

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 交差点に入る交通量と出る交通量が多少ちがうのですが どれくらいまでいいのでしょうか? なにか基準ありますか?まったく誤差ないのも変ですし。

コメント

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流入方向と流出方向が同方向(直線上)の場合を仮定しているのですね?
流入・流出交通は共に、右左折交通量が異なるので、同量にはなりません。
従って、「誤差」という判断自体が誤りではないでしょうか?

ユーザー 匿名投稿者 の写真

説明不足でした。交差点は一般的な十字路です。
A,B,C,Dの4方向からの道路が交差点に接続しています。また、A,B,C,D道路にはそれぞれに上り下りがあります。車は直進、右折、左折して複雑そうですが、さて交差点に入る車の数と交差点からでていく車の数は同じとならないといけません。
それをエクセルで編集して調べると多少あわないのです。
それをいっているのですが、わかりましたでしょうか?

ユーザー 匿名投稿者 の写真

流入交通量(交差点に入る交通量)と退出交通量(交差点から出ている交通量)が一致しない場合、単純にその両者の調査地点の間、つまりは交差点内部に滞留している車両の台数分が合わないだけではないですか? または、調査員が正確な時計を所持していない場合に調査時間が調査員によって多少異なるといったことも十分に考えられますよ。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

いろいろ人に聞いたり調べると厳密にいうとそこにいきつきそうですね。でも8車種分類のもと何万台/日、何千台/時とかなると人間がすること、ミスがあるんですよね。なにか基準で決め手があればいいのですが・・。いまのままでは、交差点の広さから考えると10台位/時が精一杯のような気がしました。どうもありがとうございました。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

そもそも、数取器(カウンタ)による計測は、多くがアルバイトです。例えば、時間あたり数台といった調査誤差は当たり前と思ったほうが無難です。トラフィックカウンタと呼ばれる自動計測機器でも100%の補足率というのはありえません。1%の誤差でも1万台が通れば、100台となります。

ユーザー 中川 義也 の写真

一般的な話になって申し訳ないのですが、
正確な交通量測定が目的の作業であれば、出来る限り誤差は取り除くべきでしょう。
但し、交通量測定は大体が手段ですから、合目的のため、誤差許容量はあると思います。

例題として、
現示(信号タイミング)調整、右折レーン長などの調整の場合、
ある程度の正確性が求められると思います。
但し、結果的に他方向車両数との比を取るような場合、誤差許容は大きくなると思います。

直進兼左折レーンを2レーンに分離する必要があるかどうかの検討などは、
時間に対する分散状況(15分交通量とか)への正確性は必要ですが、
総数の誤差は閾値に引っかかるかどうかの問題であり、
総数うんぬんは問題外になるのではないか、と思います。

道路の交通容量(1985、交通工学研究会、コロナ社) (手元にこれしかないけど)では、
p16-17で「得られた値を適当に丸めても精度は変わらない、本書では50台/時 刻みにしている、計算で解析する場合も結果を丸めても良い」などとあります。参考にしてください。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

貴重な意見ありがとうございました。目的毎に誤差許容がちがうんですね。視野がひろくなりました。ありがとうございました。

ユーザー 中川 義也 の写真

どういたしまして。
(長年やってきて、御礼を言われたのは初めてなような気が。。。。嬉しいです。)