道路盛土の液状化対策について

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谷底地形(沢形状部)を盛土し道路を造成する計画です。
谷底部地下5~7m程度に液状化地盤を有します。
道路盛土の上載荷重を考慮した状態で、液状化判定について検討した結果、以下のとおりとなりました。
 ・盛土の安定性(円弧すべりΔU法による)は問題なし(盛土のり尻部は良質層上に位置し円弧が引っかからない)
 ・液状化判定(谷底部基盤)は地震タイプ1・2ともに『極めて危険度が高い』との判定結果
したがって、液状化が起きた場合、以下のとおりと評価しました。
 『盛土の安定性は確保出来るものの、道路面(谷底部上)に何らかの変形・沈下が生じる』

ここで質問です。
 1)上述の評価は適正ですか?
 2)液状化対策を行う必要はありますか?(※上述のとおり盛土安定性は確保出来るが沈下・変形対策は必要?)
 3)液状化による路面部の沈下量(変形量)を予測出来ますか?その手法は?
 3)対策を行う場合、どのような工法が考えられますか?

対策が必要な場合、道路盛土で対象範囲が広く膨大な費用が掛かると思われます。
ご意見のほどよろしくお願いします。

コメント

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 1)上述の評価は適正ですか?
■軟弱地盤対策工指針においてΔU法の照査の位置付けは1次照査です。
適切に条件を設定したうえでの円弧照査がOKであったのであれば、基本的には沈下量は十分小さいと考えて良いと良いと思います。(Δuは適切に設定していますか?影響は大きいです。)
一方OKであれ、地形条件が複雑と判断するならば、次の地震時残留変形解析(ALID等)を提案すればよいでしょう。

■以下は、地形地質条件、変形解析をした場合の変形量、変形モード、道路管理者による性能設定によります。
 一つ一つ詰めていく必要があるでしょう。
 2)液状化対策を行う必要はありますか?(※上述のとおり盛土安定性は確保出来るが沈下・変形対策は必要?)
 3)液状化による路面部の沈下量(変形量)を予測出来ますか?その手法は?
 3)対策を行う場合、どのような工法が考えられますか?

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例は 今月か先月の雑誌(名前は覚えていないが)にありましたよ
液状化する埋立地の橋台背面道路盛土について
液状化による盛土の変形量の解析と要求性能(沈下量と勾配)
要求性能に応じた対策工法とその対策程度