河川土工の密度管理頻度決定の根拠について

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国土交通省の工事を担当しています。
高さ20~30㎝程度・幅4~5m程度で堤防の嵩上げ盛土を行うのですが、「土木工事施工管理の手引き」(国土交通省)及び「河川土工マニュアル」(国土技術センター)のなかに、河川土工の現場密度管理の頻度が砂置換法で管理する場合、
「築堤土量1000m3に1回と堤体延長20mに3回の割合のうち、頻度の高い方で実施する」
との記述があり、それを適用すると高さ30㎝・幅5mと仮定すると、0.3×5.0×20m=30m3/3回  ∴30m3に1回の砂置換法での管理となり、とんでもなく高頻度での管理をすることになります。

発注者としては、マニュアルを遵守するしかないのかもしれませんが、
盛土の重要度(天端付近の嵩上げ)や
手間・経済面(施工延長8000mで路床部・路肩部と2ハ゜ターンの盛土があり、8000m/20m×3回×2ハ゜ターンで試験をすれば2400回の砂置換法での管理が必要になります)
を考慮すると現実的ではありません。

おそらく、手引きに記載されている、盛土は嵩上げではなく、高さ3m程度の盛土を想定されて決定された管理頻度ではないのかと思われますが、根拠となる文献等が見つからず、困っています。

堤体延長20mに3回に一回の密度試験に決まった根拠、若しくは、管理の頻度を下げる旨の根拠となる文献等ご存じないでしょうか。

コメント

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読んでいて、不思議なのですが。

1000m3に1回と記載されていますよね。
20mに1回と記載されていますよね。

また、築堤は嵩上げですよね。
その分の管理をすればいいのではないですか?

築堤土量0.3m x 5.0m x 8000m = 1200m3 つまり、1200/1000=1.2=2回
施工延長8000mであれば、8000/20=400 x 3回 = 1200回

となれば、頻度の多い方、1200回でいいのではないですか?

とは、いえ、1200回にもなるのですけどね。

どうしても納得いかない場合は、工事監督官と相談してみてはいかがですか?
おそらく、その監督官も分からないと思います。

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疑問に思っているのは賛同できます。そんな高頻度で砂置換法なんてコストが掛かりすぎてしまいます。
なので、選択肢にはRI計かTS・GNSSになってしまいます。
RI計もTS・GNSSもコストや手間が掛かりますが今回の内容の工事ではRI計が適していると思います。
線源棒無くさないような管理が一番ですね。
国土交通省も河川土工の密度管理の砂置換法の頻度について見直しして欲しいものです。

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疑問に思っているのは賛同できます。そんな高頻度で砂置換法なんてコストが掛かりすぎてしまいます。
なので、選択肢にはRI計かTS・GNSSになってしまいます。
RI計もTS・GNSSもコストや手間が掛かりますが今回の内容の工事ではRI計が適していると思います。
線源棒無くさないような管理が一番ですね。
国土交通省も河川土工の密度管理の砂置換法の頻度について見直しして欲しいものです。