交通量区分N1,N2時の路盤構成について(舗装設計便覧)

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ユーザー kanegon9 の写真

駐車場の舗装工事に伴い、舗装構成決定のためにCBR調査を行い、
設計CBR4、交通量区分N1にて舗装構成および経済比較を行っています。
安定処理等は行わず、粒度調整砕石、クラッシャランを使用する予定です。

舗装設計便覧p77~78の文章に
「交通量区分N1およびN2の設計において、上層路盤と下層路盤の合計厚が15cm未満となる場合は次のように設計する」
「設計CBRが6未満の場合は上層および下層路盤を区別した2層からなる設計とする」とあります。
過去の経験または試験施工などの結果から所定の品質を確保できることが確認されている訳ではないとの位置づけで
検討せよとの役所指令です。

N1,N2の路盤各層の一層の最小厚さが粒度調整砕石、クラッシャランでは7cmとなっています。

今回の条件で2層に分けると数値的には、上層路盤7cm、下層路盤7cmからの検討開始となるかと思います。
信頼性50%ではTAとしては過剰になり、施工も煩雑となり、今工事の目的からして合わないと思われます。
各層の厚さの最小値の積み上げになってしまう結果を採用すべきなのでしょうか。
他の解釈があるのでしょうか。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

駐車場舗装の設計で、舗装設計便覧のN1とN2の交通量を使うのでしょうか?

普通車や大型車の駐車に伴う通過回数を設定できるならば、

【構内舗装・排水設計基準及び同解説 】 国土交通省大臣官房官庁営繕部建築課 監修
をみて、路床の支持力や使用回数で、定め、表層と路盤の厚みなどが決まります。・

これを使うことでよろしいと思いますが。

ご検討ください。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

コメントありがとうございます。

【構内舗装・排水設計基準及び同解説 】による説明も行ったのですが、
当駐車場は一部河川緑地の通路を兼ねており、 それを理由に道路扱いで検討せよとのことでした。

上記図書からですと、施設区分A:一般庁舎、路床土の分類:Ⅰ(砂質土)で標準の場合、表層5cm、路盤15cm、
又は表層3、基層5、路盤10となります。(後者のほうが今利用目的(1500m2以上)にあっていると考えます)
舗装設計便覧のN1、設計CBR4、信頼度別の経済的舗装構成は、以下の通りです。(あくまで私の試算です)
(50%)表4、路9   →TA7.15(目標TA7)
(75%)表4、路12  →TA8.20(目標TA8)
(90%)表4、路15  →TA9.25(目標TA9)

但し、 舗装設計便覧に
「上層路盤と下層路盤の合計厚が15cm未満となる場合でCBRが6未満の場合は上層および下層路盤を区別した2層からなる設計とする」、
N1,N2の路盤各層の一層の最小厚さが粒度調整砕石、クラッシャランでは7cmとありますので、以下のようになります。(あくまで私の試算です)
(50%)表4、上7、下7  →TA8.20(目標TA7)
(75%)表4、上7、下7  →TA8.20(目標TA8)
(90%)表4、上8、下10 →TA9.30(目標TA9)

今回駐車場として信頼度50%が妥当と考えれば、TAとしては過剰になり、施工も煩雑となります。
又、構内舗装~と比較すると安価にできるとも言えます。

構内舗装と舗装設計便覧の差はわずかであり、根拠としてどちらが妥当かは決定しかねるところです。

駐車場舗装で舗装設計便覧を使うべきではないのでしょうか?

(上記検討範囲では、TA法の方が安いことは安いのですが)←理由にはならないと考えます。

ご教授ください。よろしくお願いします。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

コメントありがとうございます。

【構内舗装・排水設計基準及び同解説 】による説明も行ったのですが、
当駐車場は一部河川緑地の通路を兼ねており、 それを理由に道路扱いで検討せよとのことでした。

上記図書からですと、施設区分A:一般庁舎、路床土の分類:Ⅰ(砂質土)で標準の場合、表層5cm、路盤15cm、
又は表層3、基層5、路盤10となります。(後者のほうが今利用目的(1500m2以上)にあっていると考えます)
舗装設計便覧のN1、設計CBR4、信頼度別の経済的舗装構成は、以下の通りです。(あくまで私の試算です)
(50%)表4、路9   →TA7.15(目標TA7)
(75%)表4、路12  →TA8.20(目標TA8)
(90%)表4、路15  →TA9.25(目標TA9)

但し、 舗装設計便覧に
「上層路盤と下層路盤の合計厚が15cm未満となる場合でCBRが6未満の場合は上層および下層路盤を区別した2層からなる設計とする」、
N1,N2の路盤各層の一層の最小厚さが粒度調整砕石、クラッシャランでは7cmとありますので、以下のようになります。(あくまで私の試算です)
(50%)表4、上7、下7  →TA8.20(目標TA7)
(75%)表4、上7、下7  →TA8.20(目標TA8)
(90%)表4、上8、下10 →TA9.30(目標TA9)

今回駐車場として信頼度50%が妥当と考えれば、TAとしては過剰になり、施工も煩雑となります。
又、構内舗装~と比較すると安価にできるとも言えます。

構内舗装と舗装設計便覧の差はわずかであり、根拠としてどちらが妥当かは決定しかねるところです。

駐車場舗装で舗装設計便覧を使うべきではないのでしょうか?

(上記検討範囲では、TA法の方が安いことは安いのですが)←理由にはならないと考えます。

ご教授ください。よろしくお願いします。