道路橋に使用されているパイルベント杭の鋼管杭ですが既存の補修設計をしております。 この橋梁の完成年次が昭和49年(1974)です。 この橋梁を設計する時点で腐食代片側1mmを考慮するなどの考えはあったのでしょうか?
完成年次から適用基準は昭和39年の道路橋下部構造設計指針(くい設計篇)かと思いますが、そのような古い図書を持っておりませのでご存知の方がいらっしゃれば教えてください。 よろしくお願いします。
「道路橋下部構造設計指針 くい基礎の設計編」 S36.3.31 初版発行 S39.6.25 2版発行 ・・・ S47.8.31 15版発行←これ ですが、
「6.構造細目、6.4鋼杭」(p65-66) に、以下の通り書かれています。
「鋼ぐいの各部の厚さは、強度計算上必要な厚さ(最小6mm以上とする)に腐食による減厚を加えたものとする。」
またその解説に、 「a) 十分な腐食調査を行う場合は責任技術者の判断による。 b) 海水または鋼の腐食を促進する工業廃水などの影響をうけない場合、 腐食調査を行わず防食処理も施さないときは常時水中および土中に ある部分(地下水中にある部分を含む)に対して2mmの腐食減厚を考える」 c)・・・」 とあります。
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#5122 Re: 鋼管杭の腐食代
「道路橋下部構造設計指針 くい基礎の設計編」
S36.3.31 初版発行
S39.6.25 2版発行
・・・
S47.8.31 15版発行←これ
ですが、
「6.構造細目、6.4鋼杭」(p65-66)
に、以下の通り書かれています。
「鋼ぐいの各部の厚さは、強度計算上必要な厚さ(最小6mm以上とする)に腐食による減厚を加えたものとする。」
またその解説に、
「a) 十分な腐食調査を行う場合は責任技術者の判断による。
b) 海水または鋼の腐食を促進する工業廃水などの影響をうけない場合、
腐食調査を行わず防食処理も施さないときは常時水中および土中に
ある部分(地下水中にある部分を含む)に対して2mmの腐食減厚を考える」
c)・・・」
とあります。