コンクリートの水セメント比

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コンクリートの水セメント比の上限値が発注者仕様書に記載(無筋60%以下、鉄筋55%)されているので、無筋の場合、設計が18N/mm2にも関わらず、施工は24N/mm2で対応せざるを得ない.それに伴い、生コン代がアップ(900円)するが、積算には反映されておらず、施工者負担になっているのが一般的なようである.他事業での対応方法を知りたいので、ご意見をお聞かせ下さい.

コメント

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水セメント比で要求されている性能と、強度指定で要求されている性能とは違いがあります。要求されている性能にあった、コンクリートの配合設計をすることが必要でしょう。
単価は水セメント比に応じて設定されています。

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局所の地域的な事情を、設計単価は反映していないことが多く、単価変更を認めてくれませんでした。
私の事例です。関東は地域によって山砂と砕砂の違いがあります。山砂は千葉でしかとれなく、埼玉県でも私が工事を行った地域では、山砂を運搬すると距離が遠くなるので砕砂を使用しているとのことでした。砕砂を使用すると、スランプが小さくなるので、規定のスランプを得ようとすると単位水量が多くなってしまいます。同じ水セメント比であれば、セメント量も増えるのでコストアップになるとのことでした。

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国土交通省が、水セメント比の指定をするようになってから、各地区で同様の問題が発生しました。これにつきましては、各地区の生コン協組が、国の出先、市町村までPRして徹底していただくようにお願いしております。しかし、発注者側の知識不足?認識不足?からか、積算においては?の部分があります。各地区の同一協同組合の内部においても、使用されている骨材の違いにより、水セメント比が同じでも、呼び強度が違う例がみられます。いずれにしましても、水セメント比の指定がある場合は、各地区の協同組合に単価の問い合わせをしていただくようにお願いいたします。