アンカーの種類の選択について

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アンカーの種類は大きく分けて、「金属拡張アンカー」と「接着アンカー」に分かれると思いますが、その選択はどのように決めるのでしょうかを教えてください。
どこか文献に記載がありましたらその文献名を教えてください。
また、「金属拡張アンカー」の場合、「ボルト(SS400)」と「ステンレスボトル」の選択方法も教えてください。
よろしくお願いします。

コメント

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土木系であれば、
金属拡張アンカーは仮設の留めや添架物でアンカー本数の多い物(例えば、トンネル内の添架ケーブル留めなど)に使います。
接着アンカーはケミカルアンカーのことと思いますが、これは本設置に用います。
どちらかというと接着アンカーが基本で、重要度をさほど求めていないものは金属拡張アンカーです。
但し、明確なルールがあるのかは分かりません。

鉄なのかステンなのかについては、留めるものの素材との相性です。
鉄にステンものを連結すると、電位差が悪さして錆で噛みついてしまいます(電位差の影響です)

建築はまたニュアンスが違いますし、金属アンカーをよく使います。

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質問主です。すみません補足です。
想定している施工は水門ゲートの機側操作盤の設置固定で「あと施工アンカー」です。
施工場所は雨風はしのげる屋根壁がある操作小屋です。

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操作盤の固定かつ室内ならば打ち込みアンカーです。
室内はわりと打ち込みアンカーなのです。
建築と土木のニュアンスが違うというのはそこです。
私は建築も土木もやっていたので、双方の空気感は分かっているなかでの判断です。
要するに雨風の影響を多く受けるか否かが考え方の基本です。

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農林水産省のHPに計画設計技術指針等(施設機械設備等)が公開されております。P.4-152辺りが参考になります。会計検査ではラフコンクリートにアンカーボルトは不可としておりますので注意してください。https://www.maff.go.jp/j/nousin/seko/kyotu_siyosyo/kikaisisin/kikaisisin...

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同じく、土地改良事業計画設計基準設計「ポンプ場」も公表されております。P.250アンカーボルトは基礎コンを設けてです。配電盤、基礎コンも安定照査がいります。https://www.maff.go.jp/j/nousin/pompjyo/ponnpu.html

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ボルトの材質は異種金属だと、電蝕の可能性があります。配電盤のベースの材質に合わせるべきです。