粒径加積曲線について

セクション: 
|
ユーザー 匿名投稿者 の写真

粒径加積曲線の縦軸には通過質量百分率を置くと思いますが、その縦軸を土粒子全体の個数(個数は粒径を直径とする球として算出)に対する通過個数百分率にすることは可能でしょうか。
当方、AIを用いてSWS試験だけで液状化判定を行う研究を行っており、研究の進捗につながる可能性があると判断し質問させていただきました。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

その各粒径ごとの密度や吸水率、含水比等を知った上で、かつ粒径ごとの個数に補正値を与えて通常の通過重量百分率を使った粒径加積曲線と近似するのであればなら可能な感じもします。
ただし実際土の場合だと採取された場所により物が全然異なるので、補正値を作るのには膨大なデータが必要になると思います。
当方は合材の製造の際に各種単粒度砕石を使用しておりますが、各材料かつ一粒毎に大きさも形も異なり各ふるい目に留まる量を重量から数に変換するよりは従来の重さで管理するほうが現在は楽なような気がします。
土の場合はもっと難しいと思いますが、ビッグデータを集めて補正係数等を決められるなら可能性はあると思います。
頑張ってください。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

コールターカウンターのように粒子数で統計値を取る粒度分析装置があります・これを重量%に変換する公式が用意されていれば,その逆をやればよいのですが,詳細を知りません。一般には粒度加積曲線上で作業することは不可能(粒度の異なる集合については重量-個数関係が定まらない)ですが,確率密度曲線上では可能です。但し,log-normal分布を仮定するなどして,離散的な加積曲線から確率密度曲線を「作る」必要があります。