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標記の件についてご教授いただきたいことがあります.
Q1 右折付加車線の幅員
道路構造令の解説と運用(平成27年6月)P465 の
普通道路の車線の幅員の表の右端欄の「付加車線の幅員」は,
3.25,3.0 または 2.75(2.5:都市部の右折車線の例外値)
ですが,P466の ii)付加車線の幅員に,
普通道路の付加車線の幅員は3.0mを標準(3.25,3.0または2.75m)とする・・・
と記載があります.
これは,3.0mを標準とするが,道路の区分に関係なく3.25~2.75mまで
変更が可能なのでしょうか.それとも,道路の区分に応じて,
「単路部の車線の幅員」
「付加車線を設ける箇所の直進車線の幅員」
と同じ値を選択する必要があるのでしょうか.
Q2 右折車線相当幅員の確保
道路構造令の解説と運用(平成27年6月)P469
(2)右折車線相当幅員の確保
上記の項目で,
右折車線相当幅員として1.5mを確保できる場合には直進車線との
境界を施さずに単に1.5m以上のふくらみをもたせるとよい.
と記載がありますが,これは横断面構成内で路肩や中央帯等の幅員を
縮小して1.5m確保できる場合の規定でしょうか.
横断面構成に幅員を縮小させる余裕がなく,外側へ幅員をふくらませる
場合でも適用することは可能でしょうか.
Q3 設計速度について
道路構造令の解説と運用(平成27年6月)P469
4-4-3 右折車線
(1)右折車線の設置
3.設計速度40km/h以下の2車線道路において・・・・
上記の設計速度40km/hは単路部の設計速度と考えていますが
正しい解釈でしょうか.
コメント
#7461 Re: 右折付加車線
Q1
基本的には標準の3.0mです。都市部街路などで敷地に余裕がない場合適宜0.25mラウンドで縮小するという考えです。
(たとえ2.5mであっても車はすり抜けられるので、ないよりあった方が良いというスタンス)
ただし、3.25mを用いるケースはあるのだろうかという疑問はありますが、私も経験がないです。
(大型車交通量が極めて多い工業地帯などではあるかも知れません)
Q2
私の想像ですが、
おそらく、交差点付近は広い方が円滑性向上になる視点で、上記の2.5mを確保できない場合は1.5mでも広げた方が良いという解釈と思います。
当然、各部縮小したうえでの話と思いますが、中途半端なスペース増はかえって混乱を招きかねないので慎重に扱った方が良いと思います。
外側へ幅員を膨らませるが左折車線目的ではなく、左折車線目的ならば膨らむことは構わないと思います。その場合は、本線が左へシフトします
(=路肩幅員や歩道が縮小されてシフトされるということです)。
Q3
今、手元に道路構造令がないのでわかりません。