現場では水道水がないため、コンクリートの養生水に現場近くのため池水の使用を予定しています。養生水に関する水の基準値があれば教えて下さい。
コンクリート標準示方書・基準編pp49に示される「コンクリート用練混ぜ水の品質規格(JSCE-B 101-1999)」を参考にされると良いと思います。 この規格では、「上水道水以外の水」として河川水、井戸水、地下水、湖沼水などとして採取され、特に上水道水としての処理がなされていない水および工業用水、回収水はのぞくと定義しています。 また、上記を練混ぜ水として利用する場合の品質および試験方法を規定しています。 品質確認項目としては、「懸濁物質の量」、「溶解性蒸発残留物の量」、「塩化イオン量」、「水素イオン濃度」、「モルタル圧縮強度比」、「空気量の増分」の6項目を上げています。詳細は、コンクリート標準示方書をご覧下さい。
養生水の基準はありません。 「練混ぜ水の品質規格」では厳しすぎるように思えます。 海水は鉄筋の錆のことを考えるとまずいでしょう。 しかし、河川水や湖沼の水は、よほど汚くない限り使えると思います。
ダムでは、川の水を養生水に使ってますが、特に品質検査をしているという話は聞いたことがありません。どなたかご存じないですか?
3.3 水(27ページ) 「養生水については、練混ぜ水ほど厳しい判定基準は 適用されないが、油、酸、塩類等コンクリートの表面を 侵す物質を有害量含んでいてはならない」
上記のようにありますが、有害量に基準が あるのかどうかは分かりませんでした。 2002年度示方書にはこの記述は無いみたいです。
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#607 コンクリート用練混ぜ水の品質規格を参考にされたら
コンクリート標準示方書・基準編pp49に示される「コンクリート用練混ぜ水の品質規格(JSCE-B 101-1999)」を参考にされると良いと思います。
この規格では、「上水道水以外の水」として河川水、井戸水、地下水、湖沼水などとして採取され、特に上水道水としての処理がなされていない水および工業用水、回収水はのぞくと定義しています。
また、上記を練混ぜ水として利用する場合の品質および試験方法を規定しています。
品質確認項目としては、「懸濁物質の量」、「溶解性蒸発残留物の量」、「塩化イオン量」、「水素イオン濃度」、「モルタル圧縮強度比」、「空気量の増分」の6項目を上げています。詳細は、コンクリート標準示方書をご覧下さい。
#627 練混ぜ水の品質規格では厳しすぎるかも
養生水の基準はありません。
「練混ぜ水の品質規格」では厳しすぎるように思えます。
海水は鉄筋の錆のことを考えるとまずいでしょう。
しかし、河川水や湖沼の水は、よほど汚くない限り使えると思います。
ダムでは、川の水を養生水に使ってますが、特に品質検査をしているという話は聞いたことがありません。どなたかご存じないですか?
#631 平成8年度示方書「施工編」より
3.3 水(27ページ)
「養生水については、練混ぜ水ほど厳しい判定基準は
適用されないが、油、酸、塩類等コンクリートの表面を
侵す物質を有害量含んでいてはならない」
上記のようにありますが、有害量に基準が
あるのかどうかは分かりませんでした。
2002年度示方書にはこの記述は無いみたいです。