RC部材で地震時塑性化させるコンクリートの施工管理 下記の考え方でよいのか、また下記の目的に合った管理基準があれば教えてください。 コメントを追加 コメント #587 参考 コンクリートの管理基準は見あたりませんが、鉄筋については趣旨に沿った製作基準(降伏点を最小、最大で抑えている)がJISにあります。 返信 #599 鉄筋で決まる RC橋脚の基部を塑性化させ、地震エネルギーを吸収させる用に設計するときには、まず、剪断破壊をさせないようにする必要があります。その際は、コンクリートの強度は大きいほど安全です。 次の段階で、曲げで変形させ、エネルギーを吸収させるように設計しますが、この時、コンクリートの強度はほとんど影響しません。鉄筋でほぼ決まってしまいます。鉄筋の強度が強すぎると、曲げ強度がせん断強度より大きくなることもあるので、JIS G 3112「鉄筋コンクリート用棒鋼」ではSD30BとSD35、SD40、SD50では降伏点の上限を設けています。 ただし、不静定構造物やPC部材で、極端にヤング率が変わったときにどうなるかは、計算してみないとわかりません。 返信
#599 鉄筋で決まる RC橋脚の基部を塑性化させ、地震エネルギーを吸収させる用に設計するときには、まず、剪断破壊をさせないようにする必要があります。その際は、コンクリートの強度は大きいほど安全です。 次の段階で、曲げで変形させ、エネルギーを吸収させるように設計しますが、この時、コンクリートの強度はほとんど影響しません。鉄筋でほぼ決まってしまいます。鉄筋の強度が強すぎると、曲げ強度がせん断強度より大きくなることもあるので、JIS G 3112「鉄筋コンクリート用棒鋼」ではSD30BとSD35、SD40、SD50では降伏点の上限を設けています。 ただし、不静定構造物やPC部材で、極端にヤング率が変わったときにどうなるかは、計算してみないとわかりません。 返信
コメント
#587 参考
コンクリートの管理基準は見あたりませんが、鉄筋については趣旨に沿った製作基準(降伏点を最小、最大で抑えている)がJISにあります。
#599 鉄筋で決まる
RC橋脚の基部を塑性化させ、地震エネルギーを吸収させる用に設計するときには、まず、剪断破壊をさせないようにする必要があります。その際は、コンクリートの強度は大きいほど安全です。
次の段階で、曲げで変形させ、エネルギーを吸収させるように設計しますが、この時、コンクリートの強度はほとんど影響しません。鉄筋でほぼ決まってしまいます。鉄筋の強度が強すぎると、曲げ強度がせん断強度より大きくなることもあるので、JIS G 3112「鉄筋コンクリート用棒鋼」ではSD30BとSD35、SD40、SD50では降伏点の上限を設けています。
ただし、不静定構造物やPC部材で、極端にヤング率が変わったときにどうなるかは、計算してみないとわかりません。