岩判定のハンマーとコンクリートのハンマーと家庭での金づち

セクション: 
ユーザー 匿名投稿者 の写真

素人の質問でお恥ずかしいですが、岩判定の時に岩を叩いて音を聞くハンマーとコンクリートの状態を調べるハンマーと家庭の金づちとはどこが違うのでしょうか?家庭の金づちでこれらの代用はできないものでしょうか。ご教授お願いいたします。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

 金鎚と言っても色々あるんです。まずそのくらいはご自身で調べてから質問して下さい・・・

 ところで、馬鹿と挟みは何とやらともうしますが、代用できる場合も出来ない場合も当然あります。

 例えば、ドライバーの代りに十円玉を使える場合もありますが、十円玉が必ずドライバーの代りになるわけではありません。テストハンマーも種類がありまして、目的により使い分けるものです。その場合他のもので代用可能な場合も、不可能な場合も当然あります。といいつつ、実際のところ、使う方の腕と経験次第で、最適な用具を使おうと、素人さんが使ったのでは何も判別できないのがテストハンマーの難しい部分です。理屈で申せば、音響探査、反発係数、硬度ともろさ並びに強度を調査しているのですが、経験による部分が多くを占め、なかなか伝承が難しい技能です。

ユーザー nomkei の写真

ここで問われているハンマーは、反発強度測定用のシュミットハンマーではなく、金づちの形をしたものですね。

【岩検ハンマー】
はたして、専用のハンマーとして販売されているのかは不明です。登山用のハンマーを代用しているのかもしれません。土木の資材屋さんで5千円から2万円くらいで買えると思います。打撃面は四角、逆側は四角錐で尖っていて強度が高いと思います。岩を叩いて壊してみたり、音を聞いて硬度を推定します。(最初は、同時にロックシュミットハンマーで硬度を測ったり、弾性波速度を測らないと判断付きません。)岩を壊してみるのが目的ですので、岩検ハンマー自体の強度が高くないと役に立ちません。

【コンクリートの点検ハンマー】
ヘッドは小さく、打撃面は円形で逆側は円錐で尖っています。柄は細長いです。コンクリートを叩いて浮きがないか確認します。浮きがあると、カツカツがポコポコという音に変わります。健全なコンクリートまで傷つけない様に軽めのハンマーとなっています。値段は千円前後でしょうか。点検のために別の商品もあります。黒板の指し棒の先に六角形の様な回転する玉が付いており、玉をコンクリートに転がして、音を聞くという商品です。(何というものだったか忘れましたが)

【家庭の金づち】
型枠ハンマーのことでしょうか?千円くらい。釘を打つための打撃面、釘を抜くための二股に割れた尖った部分がある金づちですよね。岩検に使用するには、強度が弱い様に思います。釘抜きの部分も、角度的に岩を叩くには曲がりすぎです。コンクリートに使用すると、傷が付きますので適当ではありません。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

コンクリート検査用ハンマーは、1/2ポンドハンマーと、
>黒板の指し棒の先に六角形の様な回転する玉が付いており、玉をコンクリートに転がして、音を聞くという商品です。
にある伸縮棒の先に金属球が付いており、表面を擦ったり叩いたりして検査するパールハンマーがあります。
こちらはタイルなどの壊れやすい物の検査にも使われているようです。