東京都江東区では、雨水流出抑制対策として、透水性舗装や、浸透ますの設置を行っていますが、江東区のような地盤の低いところでは、無理だと思います。お金をかける意味が無い。地下水位は高いし、第一、護岸で囲われているだけで、GLがAP±0.0mです。満潮時には、水面はAP+2.0〜2.5m程度となる。最近のゲリラ豪雨で何とか対策を、と上からの命令で、何かやった、というアリバイ作りでしょうが、納税者としては我慢なりません。土木工学的に言って、このような工事は何か意味はあるのでしょうか。どなたか、ご意見を。
コメント
#4439 言うだけっていうのは、、
言われることは、いちいちごもっともと思います。
無理矢理に理由つけるとすれば、地下水槽(学校の校庭とか、公園の地下に作られてたりするアレですね)があれば一時的に地下水位と関係なくなるので意味があるかもしれません。
しかし、あなただったらどういった対策が考えられますか?
こういった掲示板では、少なくとも自分の意見なりを混ぜるのがルールかと思っていたのですが、、、
#4440 もっともな御指摘です
水文学の知識からすると、江東区などの地域では地下水位も高く、
地下浸透は雨水の流出対策上はあまり意味がないでしょう。
第一浸透させるには山の手台地のように透水性の比較的高いローム層などの存在が必要です。
また、山の手にあっても地下水涵養の目的では有効でも、洪水対策にはなりません。
これは緑のダムのようなもので、小さな降雨には効果があっても強雨には効果がないでしょう。
ただし、世田谷など山手の地域では区道を排水性の舗装で蔽っているようで、これは
交通安全や、歩行者の快適性の観点から採用しているものと思われます。
あるいは江東区での舗装が排水性舗装ということはないのでしょうか?
森 靖之
#4441 雨水浸透対策
建設会社に勤めている者です。
1.江東区の地下水位が高いと言っても、
全ての場所がGL=水位というわけでもありません。
有明等の工事の経験では、1〜2m程度掘っても地下水が出ないところはしばしばあります。
おそらくビル工事等の影響で地下水が抜けているのだと思います。
従って、浸透対策も効果ゼロというわけでは無いでしょう。
バックデータがあるわけではないので、感覚程度の意見ですが・・・
2.透水性舗装は、豪雨対策だけではなく
交通安全対策や低騒音対策ともなっております。
車に乗られる方は、車道の排水性舗装の、雨天時の快適さ(視認のし易さ)は
一度は経験されているかと思います。
歩道でも、水溜りができない透水性舗装は、歩行者にとって快適ですよね!?
3.江東区だけでなく、東京都全域で透水性舗装・浸透ますが
標準採用される時代になっております。
江東区だけ特別というわけでなく、都の規格に合わせているというほうが正しいでしょう。
また標準になっていることもあり、価格もリーズナブルになっております。(そりゃ少しは高いですが・・・)
上記の2項目とあわせて考えれば、私は決して無駄では無いと考えます。
アリバイ作りなんていわれたら、いっしょうけんめいがんばってる区役所の方がちとかわいそうかな・・・
#4442 ただの勉強不足
>満潮時には、水面はAP+2.0〜2.5m程度となる。
(・0・*)ホ,(゜0゜*)ホ--ッッ!!!すごいですね。毎日床上浸水するんですか・・・(^0^)/ウフフ
浸透性舗装は初期降雨流出量を落とし、流出時間を長くします。
↑
理解できますか?
確かに飽和すれば意味ないですが・・・
300mm/日なんて降るんなら草地だって飽和します。
浸透枡や浸透トレンチは確かに地下水位が高い場合意味はありません・・・
でも地下水位を実際計ったこと在りますか・・・
当然場所に拠りますが・・・多くの場合設置位置は地下水位以上の場所です
掘削したら水没するような場合には・・・
現に打ち合わせ協議で削除や変更例を知っています。