擁壁の支持力の照査

セクション: 
|
ユーザー 匿名投稿者 の写真

擁壁の台形分布の地盤反力算定式q1=V/B(1+6e/B)、q2=V/B(1ー6e/B)は、どのような結果より求まった式なのでしょうか?文献にはモーメントのつりあいからと記載されていますが。モーメントのつりあいで計算式を考えたのですが、上式には至らなかった。単純な質問で申し訳ありませんが、解る方投稿お願いします。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

・基礎反力の解法 柴田直光 鹿島出版を参照されたい
σ=N/A±M/Ixy
  この時 e=M/N とおき σ=0となる場合が 矩形断面の場合e=B/6となります
これは 力学で言う断面の性質の中で核心とよばれるものです

ユーザー 匿名投稿者 の写真

基礎反力について回答ありがとうございました。
ご指摘の応力算定式で、求める地盤反力を展開しましたが、知識不足でうまくいきませんでした。
よって、台形の面積と図心の二元方程式から地盤反力を求めることにしました。
台形の面積 V=B/2(q1+q2)、図心 d=B/3((q1+2q2)/(q1+q2))
最後に、応力算定式を展開して地盤反力を求める過程を投稿願えれば幸いです。

ユーザー yosikawanobuo の写真

B:幅
V:擁壁に作用する鉛直力(幅Bの中央に作用)
M:擁壁に作用するモーメント(幅Bの中央に作用)
e:荷重の偏芯距離(=M/V)
  →V,Mが幅Bの中央に作用する事と、幅Bの中央からe離れた位置にVだけが作用する事は同じ。
q1:地盤反力の大きい方  、 q2:地盤反力の小さい方
Σ鉛直力=0より、   →(反力の台形面積と荷重が等しい。)
B×(q1+q2)/2=V  → q2=2V/B−q1・・・?
q1の位置での、Σモーメント=0より、(台形を長方形と三角形に分割して、面積×重心位置までの距離で各々計算する。)
(q1−q2)/2×B×B/3+q2×B×B/2=(B/2−e)×V
この式に?式を代入してq1で整理するとq1の反力度が求まり、求まったq1を?式に代入するとq2が求まります。求め方は単純な代数式の変換なので省略します。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

早速の投稿ありがとうございました。勉強になりました。