重力式擁壁の地震時の安定検討

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擁壁の地震時の安定検討は擁壁工指針によれば高さ8m以下の場合省略してもよいとされていますが、
重力式擁壁の基礎部にコンクリート置換基礎(段差基礎)を施工した場合、この置き換え基礎工の高さも含まれるのでしょうか。
例)高さ6mの重力式擁壁+高さ3mの置換基礎工

コメント

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ふくまれない、

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早速のご回答ありがとうございます。
”含まれない”根拠となる記述は何かないでしょうか・・・

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・指針と標準設計の擁壁高さと書いている部分を全てサーチすれば
分かるはずですが?

ユーザー nomkei の写真

置換えコンクリートが安定した地盤と判断できるのであれば、指針に則ればよろしいのでしょうが、一部露頭しているなど不安な要素があるのでしょうか? 
条件が不明ではありますが、不安要素があるのなら、安定検討を行った方がよろしいのではないでしょうか?

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指針はあくまで指針ですので、グレーゾーンは設計者の判断に任されている部分と考えたよろしいかと思います。そうなると設計者によって判断が異なることになる訳ですが、そこは設計者が責任を持って、判断するための材料を探すしかないということになります。
それが見つからなくて、ここに投稿されているということなのかもしれませんが、求める答えに到達するには、”8m以下の擁壁について地震時の検討を省略できる理由”について十分に理解する必要があるように思います。

いろいろ調べても求める答えが見つからないのであれば、安全側の設計をすべきではないでしょうか?
そもそも擁壁だからといって地震時に壊れてよい訳が無いのですから、当然耐震設計は必要なのです。でも、地震で擁壁が被害を受けた事例が少ないことや、実際の盛土には粘着力が存在することなどから”8m以下の擁壁については常時土圧に対して十分な検討がなされれば、地震時にも耐えられるはず”という考えが背景にあると一般には言われています。一般の技術者はこれ以上踏み込めませんので、それを信じるしか無いわけですが、地震時に擁壁がどのような挙動を示すかなんて、誰にも分からないですよね。
最後は数字遊びになってしまうことも多々ありますが、このような場合には一般的な設計手法を正として、今回の案件と一般的な条件との間にどのような違いがあり、その違いがどれだけのリスクを持っているのかを評価することが第一なのではないかと思います。あなたが求める答えは多分誰ももっていません。あなたが導くしかないのです。
でも、アドバイスしてくれる人はたくさんいます。