落防設計荷重HF=1.5RdのRdとは?

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お世話になります。橋梁の落防設計についてご教授ください。
 道路橋示方書Vの落橋防止構造の設計荷重HF=1.5RdのRd(死荷重反力)とは、落橋防止構造を設置する箇所の一支承線上の死荷重反力合計であり、設置個数をnとすると落防一箇所あたりの設計荷重(Hf)はHf=HF/nとなると理解しています。
 上に述べた設計荷重の取り方は正しいでしょうか
 *道示には、設計計算例はないので、震災の復旧仕様(黄色本)にあった設計計算例をみて上に述べたRdの取り方で間違いないかと思って設計したのですが。

コメント

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一般的に死荷重反力Rdとは、当該下部構造が支持する上部構造の鉛直荷重と理解します。
慣性力や固有周期等を算出する場合の当該下部構造が負担する上部構造の重量Wとは違います。
そもそも落橋防止構造はけたかかり長SEを補完するために設けられるものであるので支承条件に関係なく上部構造の両端に設置されます。
ということは各々下部構造が支持する死荷重反力を用いた計算で間違いないと思われます。
尚、落橋防止構造の設計計算例は少し古いですが「道路橋の耐震設計に関する資料」(平成9年3月、日本道路協会)・・・青色の表紙
に掲載されていますので参考にして下さい。

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ありがとうございます。教えていただきました書籍も早速確認します。