道路照明基礎の設計基準強度

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初歩的な質問で申し訳ありません。

道路照明基礎のコンクリート設計基準強度について質問します。

地中埋設物との玉突きを避けるため、道路照明の基礎をベタ基礎にて計画しました。
またその構造について鉄筋コンクリート構造としました。

この場合、コンクリートの設計基準強度を21N/mm2、鉄筋の種類をD13(SD295A)で設計しましたが、『土木構造物設計ガイドライン 土木構造物設計マニュアル(案)に係わる設計・施工の手引き(案)[ボックスカルバート・擁壁編] H11.11』(国土交通省監修)に準じるとコンクリートの設計基準強度を24N/mm2、鉄筋の種類をSD345で設計しなければならないことになるのでしょうか。

鉄筋コンクリートの最低基準強度について『道路橋示方書・同解説?共通編 H14.3』では21N/mm2と示されており、使用する鉄筋もD13しか使用しません。
コストの面で考えても試算で21N/mm2を使用した場合の方が安価になりました。

現行の関連する各基準をいくつか調べましたが、納得できず投稿しました。是非初心者にでもわかりやすい回答をお願いいたします。

コメント

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各地方整備局の土木工事共通仕様書および設計基準(便覧)土木工事共通編
に書かれています。
無筋 18-8-40
鉄筋 24-8-25

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ありがとうございました。

大変勉強になりました。

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最近よくあるタイプの質問ですが・・

指針に述べられている基準の根拠には様々なタイプがあり、例えば?理論に沿って定められたもの?理論上は特に必要ないが、経験上の懸念から定められたもの?設計・施工上の煩雑さを避けるために定められたもの?地域の特色を反映したうえで統一・整合を図るために定められたもの等に分けられる思います。

例えば函渠の鉄筋配置間隔でも、理論的には250mm間隔等ではなく例えば227mm間隔にすればよよく経済性にも優れるわけですが、この場合は上記?により250mm間隔として良いと定められているわけです。

少し例えが違ったかもしれませんが、経済性を理由にされるのなら、18N/mm2の検討はされたのですか?鉄筋配置間隔の10mm単位での検討は必要ないのですか?今回の構造物を21N/mmで提案するとして、既施工の同種構造物との整合はどう考えるのですか?

規模が大きい構造物は別として、通常構造物では基準と異なる規格を適用することには慎重であるべきだと思います。

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ありがとうございます。

よく理解できました。
もう一度総合的に再検討してみます。

大変勉強になりました。