水セメント比を50%以下にすることにによるメリット、デメリットをご教示願います。
「施工性が悪くなる」、「打設時の温度が高くなりクラックの発生率が高くなる」、「材料費がアップする」等の状況を聞きますが、実際にはそれらがどの程度のもので、それらを抑える為には、どのような注意を行ったら良いのでしょうか。また、それらにかかるコストアップはどの程度見込むべきでしょうか。
用いるのはフ゜ラント構造物の基礎です。現在までは水セメント比55%以下としておりましたが、それとの比較で考えたいと思っています。
宜しくお願い致します。
コメント
#1579 水セメント比50%以下
・役所の積算上はコストには反映されません
・自分で仕様を設定し生コン工場に見積もりを取られたほうがよい
#1582 水セメント比50%以下
コスト面で言えば、単純に水セメント比が55%から50%になるわけですからセメントの量が水の量をほぼ一定とすると1.82から2.0の比率で増えるということですから、強度による元配合セメント量にかければわかります。また、温度応力によるひび割れについては、最近簡単なソフトが出回っていますので、チエックしてみてください。
#1583 ご質問の範囲が広すぎる?
水セメント比を50%以下指定としたい根拠がはっきりしません。
耐用年数などからお考えなのかとも思いますが?
プラントの基礎であれば、当然マスコンとなると思います。
検討事項は、1.温度応力解析 2.鉄筋密度等から来る施工性
3.上記に基づく検討 (打設コンクリート温度を低くする・
マスコンクリート用膨張剤・許容されるのであれば、誘発目地の検討・
流動化剤又は高性能減水剤の使用・超遅延剤・断熱型枠・
低熱タイプのセメント・他)など多岐にわたると思います。
それぞれの単価は、地方により違いますので、難しいのが現状です。