コンクリートの促進耐久性試験で以下の試験を行った場合、結果について判定する「基準値」というのは、どの試験も見つからないです。何か判定する標準値のようなものは無いでしょうか?
やはり無い場合は試験結果からどのように考察するのが良いのでしょうか(例えば2種類のコンクリートの試験結果を比較して、差がある、差が無い、の判定を数値の差からどう判断するのでしょうか?)
試験項目 結果
・促進中性化試験 → 中性化深さ
・透水性試験 → 拡散係数、透水係数
・塩分浸透性試験 → 塩分浸透深さ、塩分量
・長さ変化試験 → 乾燥収縮歪み
コメント
#1448 コンクリート促進耐久性試験の評価
促進耐久性試験結果の判断方法
試験はある試験方法を示しただけで、その試験結果をそれぞれの構造物にあてはめて評価する物ですので、各管理者が決めた基準の仕様がある場合はそれに判定基準の記述もあります。
たとえば中性化試験であれば構造物の鋼材腐食限界を決めれば補修・補強までの期間が推定でき、必要なかぶりその他の防錆処置の計画も立てられるというものではないでしょうか。