DVD版やCD-ROM版論文集配布の意義

学会からの論文集の配布が,紙媒体ではなくて電子媒体になりつつあるというのが
昨今の流れですが,土木学会論文集の場合,購読を申し込むと,DVD版論文集が
送付されるということになっています.また,各委員会が主催する講演会論文集に
ついても,水工学論文集などについては,CD−ROM版の配布となっています.
しかし,土木学会論文集や委員会論文集については,一部制限はあるにせよ,土木
学会サイトから自由にPDFファイルで取得できるようになっています.
このような状況下では,あまりDVDやCD−ROMといった,プラスチック媒体
での配布はあまり意味がないように感じられます.プラスチックレスにすれば,そ
の分,かかる費用も安上がりになるように思えます.
パソコンのディスプレイ上で,Adobe Readerで読むのは老若男女かかわらず,見づ
らいわけで,そういう声に応えるため,紙媒体での配布を細々と続けるというのは
それなりの意義はあるかと思いますが,プラ媒体での配布の意義は何でしょうか?