通常地中構造物であるカルバートを、底版は地中となりますが、側壁、頂版は地上になります。
上記条件で、2連カルバート(L=15m〜20m)が5ブロック連続します。
基礎は杭基礎となります。
その場合に、地震時の検討を行おうと思います。その時の設計水平震度はどう考えるべきか。
地盤はIII種地盤です。
通常のカルバート(道路土工 カルバート工指針に準拠の場合)の場合は0.18となります。
道路橋示方書に準じた場合、橋台と同等とするならば0.24〜0.30となります。
後、復旧の難易度も考慮する必要があると考えています。
連続するカルバートであるため、地震等で壊れた場合の復旧はかなり大変だと思われます。
よって、通常のカルバートに準拠したとしても。擁壁工指針の大規模地震対応で0.24とする必要はあると考えます。
土工指針、道路橋示方書以外にも参考にするものはあるのでしょうか。
問題となるのは、通常地中構造物であるカルバートを地上構造物とした点と、カルバートが連続する点と、その場合の、設計水平震度の値をどうするか。という点です。
よろしく、お願いします。