地盤反力係数について

災害復旧工事の設計要領に示されている福岡ー宇都の式を用いて地盤反力係数を求める場合、常時、地震時ともに同じ値を用いることになると思います。
一方、道示のⅣ下部構造編に示されている変形係数より求める地盤反力(以降、道示の式と略します)では、地震時は常時の2倍の値となります。
矢板護岸を設計する際、地震時の地盤反力係数がより大きく見込める道示の式を用いて地盤反力度を求めることは間違いでしょうか。

また、基本的には福岡ー宇都の式を使うものとして、変形係数の試験値がある層に対してのみ道示の式を使うというのは間違いでしょうか。各層で変形係数の算出式がちがうとき、地震時の取り扱いはどうすべきでしょうか(道示の式で地盤反力係数を算出した層のみ地震時2倍にするか?それとも福岡ー宇都の式の考え方と合わせて2倍にはしないか?)