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No.24-97 第29回リーダーのあるべき姿を考える技術者倫理セミナー
「組織のコミュニケーションはどうあるべきか ―技術者倫理の代表的な事例を再検討し問題を考える―」
【日本機械学会 技術と社会部門,人材育成活躍支援委員会 合同企画】
開 催 日 2024年 11月9日(土)9:30~15:30
会場 本セミナーはZoomを利用してオンラインで開催いたします。
(ミーティングIDとパスワードは開催3日前を目途には参加登録後にご連絡します)
開催趣旨
お客様のことよりも会社の偉い人のご機嫌取りが大事、長い目で見た社会的な信用よりもその場しのぎの会社の利益が優先、法律を遵守することよりも効率の良い金儲けが大切。もしも、企業が、こんなことばかりやっていたら、その信用は地に堕ち、お客様には見捨てられ存続が危ぶまれる事態へ追い込まれる。
毎年の恒例行事の如く発生する昨今の企業の不祥事への対策として、多くの企業で企業倫理やCSR(企業の社会的責任)、コンプライアンス、社会的倫理等々、数多くの講習会や研修会が実施されている。ところが,残念ながら、その活動が企業不祥事防止に役立っていないケースも多くみられる。多くの企業でCSRが企業価値の尺度として重視されているが、CSR、コンプライアンスや社会的倫理は、不祥事で企業組織が危機的な状況に陥ることを防止出来ているか?不祥事に見舞われた企業の組織体質の抜本的な改革は可能なのか?
たとえば、景気の悪いときには「そんな余裕はない」といった口実、あるいは「法に触れるけど、こっちの方が儲かる」とか、「他社もやっている」とかいった言い訳から、コンプライアンス体制や社会的倫理などが簡単に置き忘れられ、誰もコンプライアンス体制や社会的倫理の意義を述べようとはしない。
多くの人にとって、会社にいる時間はとても長い。会社生活を長らく続けていることで、「昔から続いていることに“疑問”を感じない」、「ものごとの“善悪”よりも会社の“利益”」、「社会の常識よりも会社の非常識」、「社会的倫理よりも会社への忠誠心」など、いつのまにか『会社主義』的思考をする人間になってしまう人は、少なくない。こういったことが「不正が繰り返されてしまう」温床となっているのではないか?
「企業の不祥事を繰り返し発生させない」ための対策を考えていくことは重要であるが、このためには「不正が繰り返し発生してしまう」要因を的確の把握することが大切である。
今回は、「不正が繰り返し発生してしまう」要因として組織内部におけるコミュニケーションのあり方に着目し、技術者倫理の代表的な事例を取り上げて、議論する。その上で、コミュニケーションの不全による不正義の問題を技術者倫理の観点から論じ、討議課題について参加者全員の知識と経験から議論を深めたい。
なお、セミナーでは、次の手順により議論を進めます。
1.事前に配付された資料による自主学習。
2.「テーマおよび論点」説明。
3.参加者全員による全体討議。(自分の立場を明確にして議論する。)
講演者に質問がある場合は、ZOOMのチャット機能も利用頂けます。また、事前に配付する資料を読んで頂いて、参加されることを前提とします。
プログラム(演題は予定です)
9:30~9:35/セミナーの趣旨説明,本日の進め方
埼玉大学 助教 大澤 優輔
9:35~10:15/企業の「コミュニケーションの不全」について考える
福山大学 准教授 関根 康史
10:15~10:45/ホンダCVCCの開発の背景を考察する:なぜ本田宗一郎氏は若手技術者の意見を聞こうとしなくなったのか?
(当時の日本の技術的な背景から理由を考える)(仮)
福山大学 准教授 関根 康史
10:45~11:15/シティコープセンター(仮)
芝浦工業大学 教授 栃内 文彦
11:15~11:45/なぜ欠陥は共有されなかったのか?:チャレンジャー号事故に関わった組織から(仮)
法政大学 教授 金光 秀和
11:45~12:00/質疑と今後の進め方
中央大学理工学部 教授 寺本 剛
12:00~13:00/昼休み
13:00~15:30 参加者全員による全体討議
司会:中央大学理工学部 教授 寺本 剛
討論課題
1. どのような理由から「コミュニケーションの不全」は発生してしまうのか。会社の社風か、職場の雰囲気か、あるいは理由はわからないが昔からの慣習でそうなっているのか。
2. どうしたら「コミュニケーションの不全」となっている状態を改善し、倫理感のある職場や会社にしていけるのか。
今回は、「Zoomによるオンラインミーティング」となります。参加される方は申し込みの際に、メールアドレス、所属、年齢、専門分野をご連絡ください。また、グループ討論は氏名と所属を明らかにして行っていただきますので、氏名と所属を開示することをご了解ください。
定員 30名、定員になり次第締め切ります。
参加登録費(資料代含)※聴講料はいずれも税込み価格です.
正員および技術士会正会員4,000円 会員外5,000円 学生員および技術士会準会員1,000円 一般学生:2,000円
(協賛団体会員の方も本会会員と同じ金額です。)
※日本機械学会正員(または協賛団体)かつ技術士会準会員の方は学生員と同額で参加可能です。「技術士会準会員」を選択し、会員番号欄に当会(または協賛団体)の会員番号をご記入ください。
※ ご入金後はキャンセルのお申し出があってもご返金できませんので、ご了承ください。
・特別員の資格(正員扱い)で行事に参加される場合、聴講料は正員の価格となります。会員資格は「特別員 行事参加料割引コード利用」を選択し、会員番号欄に11桁の「行事参加料割引コード」(xxxxxxx-xxxx)をご記入ください。
・「特別員行事参加無料券」を利用される場合、聴講料は無料となります。予め「特別員行事参加無料券(原本)」をご用意の上、「特別員 行事参加無料券利用」を選択のうえお申込みください。「行事参加無料券(原本)」を以下問合せ先 担当職員宛にご郵送ください。
・協賛学協会会員の方は「協賛団体一般」「協賛団体学生」を選択し、会員番号欄に所属団体の会員番号を、通信欄には協賛団体名をご記入ください。
申込方締切日 11月1日(金)、振込確認後、事前にE-mailで資料を送信いたします。
申込先:Payvent https://app.payvent.net/embedded_forms/show/6690d57af407b926d0348034 をご参照ください。
お申込みの際の注意事項
■参加費の支払いについて
・上記URLから2024年11月1日(金)までにお申込みとお支払いをお願いいたします。
・参加費のお支払いには、クレジットカード(Apple pay、Google pay含む)・銀行振込のいずれかがお使いいただけます。
・銀行振込の際の振込手数料は、各自でご負担いただきます。予めご了承ください。また、振込先の口座は申し込みごとに異なり、他の申し込みとまとめてのお支払いは出来かねます。
・銀行振込でのお支払期限は、原則としてお申し込みから3日以内です。ご入金が確認出来ない場合、こちらでキャンセル処理をさせていただきますのでご了承ください。
・お申込内容は,Payventより配信されるお申し込み完了メールからご確認いただけます。メールが届かない場合は、「payvent.net」からのメールを許可するように受信設定をお願いします。
・原則として、お支払い完了後はキャンセルのお申し出があってもご返金できませんので何卒ご了承ください。
■領収書について
・領収書のお宛名には参加者の氏名が自動で記載されます.ご所属先を宛名に追加する場合は申込フォームの”領収書のお宛名”欄に記載をお願い致します.(こちらに氏名を入力しますと,宛名に氏名が重複しますのでご注意ください)
・領収書はPayventからのお支払い完了メールに記載されているURLよりダウンロードいただけます.
■請求書について
請求書につきましては原則発行しておりません。領収書でご精算ください。
■資料およびミーティングIDとパスワードは開催3日前を目途にお送りいたします。
■必要なもの
・視聴用のパソコン ※必須
・イヤホンまたはスピーカー(PCに内蔵されているもので構いません)※必須
・マイク(質問をする際に必要となります)
・有線または無線ブロードバンドのインターネット接続 ※必須
■必ず前日までに機材の事前準備・確認を、事前にZoomの動作確認をした上でご参加下さい。
■Zoomの事前テスト方法 以下から各自でご確認下さい。
https://support.zoom.us/hc/ja →ミーティングウェビナー→ 参加と開始
問い合わせ先
一般社団法人 日本機械学会 技術と社会部門 担当 大橋
〒162-0814
東京都新宿区新小川町4-1 KDX飯田橋スクエア2階
E-mail:ohashi@jsme.or.jp/TEL(03)4335-7614
会場
オンライン(Zoom)
申込締切
2024年11月01日