斜面上の鋼管杭の水平安定度照査について

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斜面上の深礎杭の水平安定度照査はJHの設計要領にのっていますが、これは杭を剛体とみなしたものです。
半無限長とみなす(βL=3程度以上)鋼管杭(300φ程度)を斜面上に設置する場合の水平安定度の照査は必要でしょうか?また必要ならどのような照査方法がよいでしょうか?

コメント

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・JHの水平安定度照査における杭モデルは剛体ではありません
・示された杭の条件は斜面の条件の記述が無いので答えはできませんが
βに有限な広がりをもったバネと受働土圧の関係を弾塑性もでるとして、又杭も非線形に入るのでしたら杭も弾塑性モデルで解けば良い。地盤バネと受働土圧についてはJHのモデルが参考となる。その他としては地すべり抑止杭の計算方法が参考になる。